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米国株の購入方法① ~口座開設~

投稿日:2017年10月22日 更新日:

 

これまで具体的な米国株の購入方法を記事にしたことが無かったので、手順を追って説明したいと思います。
投資初心者方しかり、既に日本株等で投資を始められている方も、米国株購入はちょっと異なりますので参考にして頂ければ幸いです。

 

まずは口座開設

 

株を始める為にはまずは口座開設が必要です。
銀行でも投資信託やETFなど購入可能ですが、手数料が無駄に高いので必ず証券会社の口座を作成して下さい。
(米国個別株は恐らく銀行では扱っていないので、証券会社の口座は必須ですが・・・)

 

証券会社の選び方

 

はっきり言います。
ネット証券会社を選んで下さい。

 

テレビCMでおなじみの店舗型証券会社(野村、大和、SMBC日興証券等)は手数料が高く話になりません。
野村証券を調べたら最低でも購入代金の10%でした。

 

店舗型証券会社とネット証券会社との一番の違いは「店頭窓口で相談できるところ」だと思いますが、購入する株式銘柄の相談などする必要はありませんし、してはいけません。
会社に都合の良い商品を買わさせるのがオチです。

 

ネット証券は、無店舗ですが手数料が安いのが一番の良いところです。
もちろん相談などはできず、全て自己責任での判断となります。
そもそも投資は全て自己責任になりますので、問題ないですね。

カスタマーセンターの対応等を気にされる方もいるようですが、私は何度か対応してもらった限り、特に問題ありませんでした。

 

ネット証券は3択です

 

国内のネット証券で米国株を扱っている会社は以下だけですので悩むのは3択です。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券

 

以前は手数料でマネックス証券が有利でしたが、2017年10月現在では3社共に同じ手数料になりました。
個人的にはSBI証券が為替手数料が安い為、SBI証券を利用しています。

 

詳しくは過去の記事↓を参照下さい。

 

口座開設の流れ

 

口座開設方法について説明したいと思いますが、私が利用していることもありSBI証券で説明していきます。

 

 

まずはGOOGLEで「SBI証券 口座開設」で検索し、トップに表示されたリンクをクリックして下さい。

 

↓のような画面が表示されると思います。

「口座開設はこちら」をクリックします。

 

SBI証券 口座開設申込フォーム画面が表示されます。

まずは本人確認書類とマイナンバーの提出方法を選択します。

 

・WEBアップロード

・書面

・Eメール

 

すぐにでも取引を開始したい方はWEBアップロードを選択して下さい。

急いでおらず、且つWEBアップロードに抵抗がある方は書面を選択された方が良いと思います。

Eメールのケースはよくわかりませんが、状況的にWEBアップロードできないけど取引を急いでいる場合などかと思います。

 

尚、マイナンバーの個人番号カードがあれば他の本人確認資料が必要ないですが、通知カードのみだと以下本人確認資料が追加で必要になります。

<通知カードをご提示いただく場合>

下記の(A)写真付き本人確認書類から1種類もしくは、(B)写真なし本人確認書類から2種類ご提示いただく必要がございます。

(A)写真付き本人確認書類(1種類)
運転免許証のコピー
在留カードのコピー
特別永住者証明書のコピー

(B)写真なし本人確認書類(2種類)
各種健康保険証のコピー
印鑑登録証明書
住民票の写し
各種年金手帳のコピー

 

必要事項を入力してください。

・お名前

・生年月日

・性別

・電話番号

・Eメールアドレス

・郵便番号

・居住地国

 

ここは特に迷うことはないですね。

 

 

特定口座の作成有無を選択します。

3パターン選択できますので、違いを以下に纏めました。

 

特定口座(源泉徴収あり)簡単に確定申告できるように、証券会社が年間取引報告書を用意してくれる。
また、確定申告も不要。
特定口座(源泉徴収なし)簡単に確定申告できるように、証券会社が年間取引報告書を用意してくれる。
但し、確定申告は必要。
一般口座証券会社は何もしない。
年間取引報告書作成から確定申告まで、全て自分で行う。

 

上記の通り、確定申告が不要になるので、基本的には特定口座(源泉徴収あり)を選択すれば問題ないと思います。

 

しかし、特定口座(源泉徴収あり)は強制的に税金を納めることになるので、以下に該当する方は納税義務がないのに税金を納めることになりますので注意下さい。

・1ヶ所から給与を受けている給与所得者
・給与収入2,000万円以下
・給与・退職所得以外の所得(株の譲渡所得含む)が年間20万円以下

 

簡単にいうとサラリーマンで給料以外の収入が年20万以下の人です。

 

これから投資を始める方の多くは該当するのではないかと思いますが、いずれ20万を超える収入が見込めるのであれば特定口座(源泉徴収あり)で良いと思います。

 

 

次にNISA口座も作成するか選択します。

NISA口座を作成されていない方は、つみたてNISA、(現行)NISAいずれか作成しても良いと思います。

 

 

最後に住信SBIネット銀行、SBIハイブリッド預金、預り金自動スィープサービスの申し込み有無の選択です。

ハイブリット預金が無いと不便になりますので、必ず申し込みしましょう。

 

ページ下部の「次へ」をクリックします。

 

 

「包括告知及び届出、電子交付サービス等の承諾、重要書類の同意」

「住信SBIネット銀行、SBIハイブリッド預金、預り金自動スィープサービス」の確認画面になります。

 

内容を十分に確認し、問題なければ全3点にチェックをいれて「確認画面へ」をクリックします。

 

 

確認画面が表示されますので、内容を再度確認して下さい。

ページ下部に「口座開設のお申し込み方法のご選択」がございますので、いずれか選択して下さい。

最後に「お名前・ご住所・生年月日およびその他の項目を確認して申し込む」をクリックし、申し込み完了となります。

 

 

口座開設後の流れ

 

初回ログイン

 

口座申し込み完了後に口座開設完了のメールが送られてきますので、早速ログインしてみて下さい。
但し、この状態では以下しかできませんのでご注意下さい。

 

・リアルタイム株価情報や四季報、ニュース等の閲覧
・各種取引口座の開設のお申し込み

 

要は株の取引はできません。

 

口座開設手続完了のご案内を受領

 

申し込みから数営業日で「口座開設手続完了のご案内」が送付されてきます。
資料内に「口座番号」・「ログインパスワード」・「取引パスワード」の記載があります。

 

但し、本人確認書類の提出方法として、「書面」を選択した方は、本人確認書類を添付、同封のうえ、SBI証券に返送する必要がありますのでご注意下さい。

 

取引開始

これで晴れて取引可能な状態となります。
存分に投資をお楽しみ下さい!
と言いたいところですが、この状態ですと米国株の取引はできません。
別途「外国株取引口座」を開設する必要があります。

 

次回は「外国株取引口座」開設方法について書きたいと思います。

 

↓関連記事です。

 

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