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【マネックス証券】米国ETFの買付手数料が実質無料になるも、SBI証券から乗り換えない理由

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マネックス証券が「USA(US etf Assist)プログラム(米国ETF買付応援プログラム)」と称した、米国ETF9銘柄の買付手数料が実質無料となるプログラムを発表しました!

 

以前より「ゼロETFプログラム」として、ウィズダムツリーのETFを手数料無料化してました。

しかし、これが廃止されバンガード、ブラックロック、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズといった有名どころのETFも対象となるという熱い内容なんですね。

 

USAプログラム(米国ETF買付応援プログラム)とは?

 

 

プログラム概要

 

以下マネックス証券からの抜粋です。

特定の米国ETFの買付手数料(税抜)を全額キャッシュバック!当社でも人気の誇るバンガード社、ブラックロック社、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社のETFや、ゼロETFの対象となっていたウィズダムツリー社の一部のETFが実質無料で買付可能となります。

出所:マネックス証券

 

前回のプログラム「ゼロETF」と同様に、あくまでもキャッシュバックなので、一旦、手数料は取られます。

また、「税抜」となってますので、実際には完全無料ではなく、買付手数料の税金分は負担が発生することになりそうですね。

 

やはり注目すべきは、取扱い会社。

バンガード、ブラックロック、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズという超名門会社が揃ってます。

そしてウィズダムツリーも引き続き手数料無料のようですね。

 

対象ETFは?

 

私が初め聞いた時、「どうせマイナーなETFが対象なんでしょ?」と思ったのが正直なところ。

 

しかし、その内容は米国ETF投資家が好む商品ばかりでした・・・。

 

出所:マネックス証券

 

特に私はバンガード信者。

VT,VTIを毎月買増してますので、買付コストが無料というのは非常に魅力的です。

 

また、ブラックロックはIVV、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズはSPYと主力商品が対象となってることに好感が持てますね。

 

プログラム内容

 

プログラムの開始は「2020年1月2日」から。

焦って今月中に買付けると対象外となるので気を付けましょう。

 

キャッシュバックは全額(税抜)上限なし!

キャッシュバック時期は翌月末までに米ドルで返金されるようですね。

 

ご留意事項を確認すると、「プログラムの内容は予告なく変更または中止します」と書かれてますので、あくまでもキャンペーン的な位置づけであり、恒久的な対応ではない点に注意が必要です。

 

可能性は低いですが、数カ月でプログラムが中止することもあるということですね。

 

私がマネックス証券に乗り換えない3つの理由

 

今回発表されたプログラムは非常に魅力的なのは言うまでもありません。

しかも、私はマネックス証券の口座も持っているので、すぐにでも乗り換えは可能。

 

でも私はとりあえず乗り換えはしないつもりです。

 

定期買付サービスの便利さ

 

一番の理由はマネックス証券では、定期的に自動で買付するサービスがないから。

 

SBI証券の定期買付サービスは非常便利であり、もうこのサービスから抜け出すことはできなさそう・・・。

マネックス証券でも同等のサービスが提供されれば最強ですね。

 

SBI証券も追随するという期待

 

最低買付手数料ゼロの争いでもそうでしたが、価格競争は最終的には各社横並びになると思ってます。

 

となると、その後は楽天証券、SBI証券も追随するのでは?という期待が生まれるので、まだ乗り換えるのは時期早々かなと。

 

逆に言えば、追随しなければ乗り換える可能性は十分あるということになります。

 

単純に面倒

 

DMM証券の米国株手数料無料化の時もそうでしたが、結構な方が「すぐに乗り換えよう!」って感じだったのが私には理解できませんでした。

 

というのも、乗り換える為には現在のポジションを売って、再度買い直しする必要があるから。

これまで一度も米国株、ETFを売却したことない私にとっては非常にハードルが高く、また面倒な作業なんですよね。

(しかも売却手数料もかかるし、利益があれば税金引かれるし)

 

まー、売らずに乗り換え後の証券会社で別途買増していく方法もありますが、1つの商品を複数証券会社で持つのも若干抵抗ありますし。

 

と、そういう訳なのです。

 

最後に

 

マネックス証券をトリガに米国株、ETFの手数料無料化の競争が始まるかもしれません。

 

利用者にとって手数料がより安くなることで、リターンにも影響が出てくるので非常にありがたいことですね。

各社にも是非追随して頂きたいものです。

 

とはいえ、行き過ぎた競争により変な方向に向かわなければよいのですが・・・。

 

 

↓合わせて読んで頂きたい記事です。

 

USAプログラムの開始より、2019年12月31日で終了となる「ゼロETFプログラム」について書いた記事になります。

12/31でこの記事も削除することになりそうです・・・。

 

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