投資のヒント

【2020年3月9日】米国市場暴落後の運用成績を公開します。

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コロナウイルスから円高、日経暴落、原油価格暴落、ダウ暴落と地獄のような月曜日(2020/3/9)となりました。

なんと過去最大の下落幅(-2013ドル)で取引が終了。

 

22:00から相場が気になってYahoo Financeを見ていたのですが、ダウ先物が大幅マイナスであり、異様な雰囲気が漂ってました。

そして、22:30を過ぎた直後サーキットブレーカーが発動!

 

Twitter上をながめてみるとお祭り状態(笑)

何とも言えない興奮がありましたね。

 

買増ししようかなとSBI証券を覗くとサーバに接続できないので、風呂入って寝ましたけど。

 

翌日、損益を確認すると含み損がえげつないことに・・・。

とはいえ、長期保有前提であれば今は株数を増やす絶好のチャンスと考えている派なので、含み損はそれほど気にしていません。

 

しかし、それでも含み損を抱え、苦しい状況の投資家もいると思いますので、痛み分けということで暴落後の運用状況を公開させていただきます。

 

米国株の運用状況(2020/3/9時点)

 

以下は米国株、ETFのみの運用状況です。

(現金、投資信託等は除く)

 

 

全体の含み損は約115万円

私の経験上、最も大きい損失額となりました。

 

含み損益率は-12.8%とヤバい感じでありますが、元々マイナスだったこともあり、前日比だと意外とダウ、S&Pより下落率は低かったかもしれませんね。

 

個人的にはまだ-12.8%という印象なので、まだまだ狼狽売りすることは無さそうです。

 

個別銘柄で確認すると含み損益率がマイナスの銘柄トップ3は

  1. WBK(-52.54%)
  2. XOM(-50.04%)
  3. RDSB(-41.87%)

 

となっており、やはり今回はエネルギー、金融株が暴落してますね。

まー、地味にIBMが-30.34%の4位につけており、憎めない銘柄です。

 

逆に含み損益がプラスの銘柄トップ3は

 

  1. PG(24.74%)
  2. KO(5.23%)
  3. BND(2.42%)

 

でした。

 

買ったタイミングにもよりますが、やはり生活必需品セクターがディフェンシブです。

また、米国債券ETFであるBNDは想定通り暴落のクッションとなってますね。

 

株安、円高のダブルパンチは想像以上に恐ろしい

 

実は今回の暴落による含み損はドルベースだと-7744ドルでした。

 

これを現在の為替にすると-7744ドル×103円=-797,632円

 

約-80万円です。

 

しかし、実際の含み損は-115万円。

 

この差-35万が為替差損であり、含み損の約30%は為替という事になります。

 

リスクオフ時は為替も円高になりがちなので、損が加速することも念頭においておきたいですね。

 

最後に

 

2020年3月9日は歴史的な暴落となりました。

 

その結果を確認すると含み損はエグいものの、まだまだ気持ち的には余裕があります。

 

それはやはり、米国株は長期的には右肩上がりで成長していくという確信があるから。

 

特に高配当株への長期投資であれば、株数を増やすことが目的なので暴落は絶好のチャンスです。

 

とはいえ、今後の相場を考えるとまだまだ下げそうなので、現金確保のため、当分の間は通常通り運用していきます。

 

 

↓合わせて読んで頂きたい記事です。

 

リーマンショック時のセクター別騰落率について調査した記事です。

今回も同じとは限りませんが参考まで。

 

リセッションが来た時の投資方針を考えた記事です。

その間、投資額を増やすつもりですが、いつリセッションに入ったか分からないのが悩み・・・。

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