雑記

「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」を読んで感じたこと

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緊急事態宣言が発令されて以降、趣味の登山とサウナを楽しむことができなくなり、読書する時間が増えました。

 

いつもなら投資関連書籍を読むのですが、特に読みたい本が見つからなかったこともあり、FIRE(経済的自立と早期退職)本を読むことに。

 

何気なく手にとった「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」がとても面白かったのでご紹介です。

 

本書の冒頭は、著者が幼い頃の極貧生活について書かれてます。

著者はこの経験により欠乏マインドが養われ、お金に執着するようになり、FIREを達成する基盤となったようです。

 

その後は、FIREを達成するまでの物語が続いていくのですが、要点をまとめると

 

  • 稼げる仕事に就くべし
  • 節約するべし(無駄遣いをしない)
  • 投資をすべし

 

といった一見普通の内容です。

 

しかし、本書の面白いところは、自己の体験談をもとに具体的な考え方や手法が書かれている点です。

読んでいるうちに自分もFIREを達成できるんじゃね?という気持ちにさせられる内容になってます。

 

本書を読んで感じた3つのこと

 

本書を読んで特に面白かった3点だけ紹介します。

 

インデックス投資の重要性

 

著者は投資対象はインデックスを選ぶべしと主張してます。

 

その理由は、

  • 指数連動なのでゼロにならない
  • 手数料が安い
  • 殆どのアクティブ投信をアウトパフォームする

という内容です。

 

また、著者は全米や全世界インデックスだけではなく、優先株やREIT、高配当インデックスも推奨しており、暴落時にいかに口数を減少させないようにするか戦略的に書かれてます。

 

もちろんインデックス投資の重要性は理解してましたが、じゃーなんで私は個別株もやってんだろう?って考えなおしてしまいました。

(結局個別株やめないけど・・・)

 

4パーセントルール

 

4パーセントルールとは、「1年間の生活費が投資ポートフォリオの4パーセントと等しい金額であれば、リタイアしても95%の確立で30年以上にわたり、老後資金は底をつかない」という内容です。

 

要は、年間の生活費が240万(月20万)の場合、240万の25倍である6,000万を運用すれば、リタイアしても95%の確立で30年以上生活できるということ。

 

リタイア時の資金について具体的な金額が算出できるので非常に面白く、また希望が持てますね。

 

旅行で節約する

 

著者の経験では、自国(カナダ)の年間生活費より、海外を転々として暮らす方が生活費が安く抑えられるということが書かれています。

目から鱗でした。

 

これは、タイやインドネシア等の物価の安い国での生活期間を長くすることで、生活費を自国以下に抑えられるという理論です。

 

(実際に海外を転々としたいかはおいといて)確かに納得感がある内容でした。

 

最後に

 

著者は最後に私はオプティマイザーであると言っています。

オプティマイザーとはそこそこの給与でありながら、執拗に支出を抑えて財産を築く人です。

 

オプティマイザーは起業家や投資家と違って再現性が高いことが特徴であり、要は誰でもFIREを達成することができるということ。

 

特に若いうちにFIREを達成したいと考えている方は本書を一読し、実践してみる価値はあるかと思います。

 

まー、私は既に40代なので、若くしてという点は無理ですが、50代くらいまでには達成したいところですね。

 

 

 

↓関連書籍

 

FIRE本と言えばこちらの書籍が元祖みたい。

私も早速買ってこれから読みます。

 
 

4パーセントルールについてはこちらの書籍でも紹介されてます。

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