本ブログは自分の投資方針の整理や履歴の為に書くことが目的ということもあり、私がなぜ米国株長期投資を
選定したかについて整理したいと思います。
まずは、米国株長期投資(配当再投資)をなぜなぜなーに?で分解して整理していきます。
なぜ株なのか?
日本では預金が安全資産とされており、株式はリスク資産の認識が一般的だと思います。
また、他の金融商品も考慮すると「預金<金<債券<株式」の順でのリスクが高いと認識されていると思います。
私も皆さんと同じように考えてました。
以下の表をご覧下さい。
出典:MAROTTA
表は1802年~2013年の実質トータルリターンを株式(Stocks)、長期債(Bounds)、短期債(Bills)、金(Gold)、
預金(Dollar)で示したものです。
単位はドルでインフレを考慮した場合、株式(Stocks)の実質トータルリターンが最も高く、預金(Dollar)が
最も低くなってます。
預金(Dollar)に関してはインフレを考慮すると価値が下がるため、最終的にマイナスになります。
そうなのです、最もリスクが高いと考えていた株式が債券、金、預金よりも長期的に見れば最も実質トータルリターンが高いのです。
このことから株に投資する理由が分かって頂けたと思います。
なぜ米国株なのか?
私は日本が好きで、これからも日本に住んでいくと思います。
しかし、投資に関しては日本ではなく米国に投資することを選びました。
その理由を説明いたします。
以下のチャートをご覧下さい。
S&P500
出典:MorningStar
Nikkei 225
出典:MorningStar
S&P500は、
スタンダード&プアーズ ファイナンシャル サービシーズ エル エル シーが開発した株式インデックスで、ニューヨーク証券取引所(NYSE Arca、NYSE Amex)、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を浮動株調整後の時価総額比率で加重平均し、指数化したものです。
Nikkei 225(日経平均株価)は、
日経225とも呼ばれる日本の株式市場を代表する株価指数。
全構成銘柄の修正株価(みなし額面で旧50円額面水準に修正した値)を、指数の連続性を保つために調整された除数で割って求めたものです。
簡単に言うと、S&P500は米国代表の株価指数で、Nikkei 225は日本代表の株価指数です。(笑)
これを見て頂くと分かる通り、米国株は多少の上げ下げはあるものの一貫して右肩上がりの成長をしております。
それに比べ、日本株は1990年のピークから右肩下がりで推移してます。
しかし、現在は上げ相場になっており、20,000円代まで上昇してますが、それでもピークの約半分くらいの株価となってます。
そうなのです、米国はどんな不況や暴落があっても長期的にみれば右肩上がりの成長をしているのです。
これは米国は世界のリーダであることと、米国市場が成熟していることだと思います。
上記以外にも日本と比較した結果として米国株に投資する理由としては、
- 日本は人口減しているが、米国の人口は増加している
- 時価総額が米国51%で世界の半分を牛耳っている。(日本は8%程度)
など、どう考えても米国に投資した方が良い条件が多いのです。
次回はなぜ長期投資なのかについて整理したいと思います。