雑記

みずほ総研「とんでも予想2018年」発表!

投稿日:

 

 

mktrです。

 

みずほ総研の「とんでも予想2018年」が発表されました。

 

とんでも予想は名前のとおり、非常に意外性のある予想をすることで有名です。

もっとすごいのはそれが良く当たるってことですね。

 

予想が当たったらヤバくない?ってことが当たったりします。

 

とんでも予想より今年の振り返りと来年の予想を見ていきたいと思います。

 

2017年のとんでも予想と結果

 

2017年のとんでも予想です。

今年の結果からどの予想が当たっていたのか確認していきます。

 

出典:みずほ総研

 

株価と債券

 

まず注目したいのが、ダウ平均株価は23,000ドル台、長期金利は3.5%超の水準に上昇という予想です。

実際のところダウ平均株価は現在24,651であり、予想を超える結果になってます。

 

かなり踏み込んだ予想でしたが、見事に的中してると言えますね。

ちなみに1年前が19,800でしたので、2017年の1年間で約25%成長していることになります。

 

長期金利については予想をはずしてます。

2017年の債券市場では、イールドカーブのフラット化が進む結果となりました。

 

金利は、通常であれば長い期間のものほど高くなるため、イールドカーブは右肩上がりの曲線となります。

しかし、米国の利上げが進んだ昨年末以降から、長期金利、短期金利の利回り差が縮小し、カーブの傾きが緩やかになってます。

 

世界情勢

 

北朝鮮と中国の関係悪化や経済制裁により、貧困に耐えきれなくなった北朝鮮の国民が日韓に流入という予想がありましたが、これも的中していると言ってよいと思います。

 

大量流入はしていないので、移民問題までは発展していないですが、経済制裁がより厳しく続くようであれば近い将来に現実になるかもしれません。

 

また、欧州についてはEUへの不満により崩壊まで予想してましたが、そこまでは至りませんでした。

しかし、こちらも引き続き注視する必要がありそうです。

 

2018年のとんでも予想!

 

これが2018年のとんでも予想だ!

 

出典:みずほ総研

 

全体的な印象としては、2018年の経済はまだまだ成長が続く楽観的な予想だなぁって思いました。

予想を確認していきましょう。

 

株価と債券

 

日経平均3万、ダウ平均株価3万と去年よりも強気の予想です(笑)

ただ、現在の勢いと米国の税制改革の結果によっては実現もありえそうなのが絶妙な予想です・・。

 

2018年は暴落予想は無く、やはり楽観的な見方をしていると感じました。

 

米国の債券についての予想もないですね。

 

個人的には物価上昇加速の兆しが乏しいとみられる中で、長期金利は現状維持、もしくは下落が進み、でイールドカーブのフラット化傾向は続いていくのではないかと思います。

 

国内については、イールドカーブコントロールの運用を緩和し、一定の長期金利を容認する予想があります。

これ結構あるんじゃないかと思います。

コントロールに失敗して、長期金利が急上昇しなければいいですが・・・。

 

世界情勢

 

やはり北朝鮮関連とEU関連の予想ですね。

 

北朝鮮については、米国が核保有国承認の取引で妥協し、日本が苦しい立場になると予想してます。

これは無いと思いますが、実現すると日本、韓国共に非常に厳しい状況になります。

 

EUついては2017年に引き続き難民問題の不満から、選挙でEU懐疑派が勝ち、EU離脱の運動が活発になると予想してます。

一方で、Brexit撤回という予想もあります。

 

これはどちらもありえそうです。

しかし、来年に動きがあるとは思いませんが、長期的にEU離脱が広がっていくように思いますね。

 

まとめ

 

個人的には、2017年は暴落予想でした。

経済に疎いこともあり、10年周期のジンクスを信じていただけですけどね。

 

これも2017年のとんでも予想にありましたが、はずれる結果となってます。

 

2018年の予想では暴落に関する予想はありませんでした。

 

しかし、個人投資家は楽観することなく、常に暴落を意識した投資を運用することが大事だと思います。

そうすることで暴落時に狼狽売りすることなく、市場に居続けることができるからです。

 

2018年に暴落してダウ平均株価が20%下落したとしても、2017年初より株価は高いことを考えると、暴落を恐れずにドル・コスト平均法で定期的に買付していくことが最適解と思ってます。

 

暴落を恐れて、投資に踏み込めないと経済成長に乗れず、機会損失になるからです。

それが顕著だったのが2017年だったのだと今思いました。

 

そう考えると、投資家にとっては2017年は難しい年だったのではないでしょうか?

 

 

-雑記




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