私は配当金が入るとSBI証券からメールが届きます。
このメールには具体的にどの銘柄から配当金が入金されたかまで書かれていないこともあり、帰宅してSBI証券サイトにログインして確認してます。
そして、今月はIBMから配当は入ったぜぃ!とか夜な夜な喜んでます。
このままお楽しみとしても良かったのですが、自分が保有する銘柄の配当タイミングくらいは管理すべきかなと考え始めました。
という訳で、保有銘柄の配当月一覧を作成したいと思います。
配当月の確認方法
まずは配当月の確認方法についてです。
有名ブロガーさんも利用しているサイト「dividend.com」で確認していきます。
1. 「dividend.com」にアクセスします。
検索バーに調べたい銘柄のティッカーと入力します。
※画像は例としてMO(アルトリアグループ)で検索してます。
2.検索結果として「Altria Group」の株価や配当情報が表示されます。
トップページの以下は配当投資家が知っておくべき4つの重要な情報なのでおさえておきましょう。
①DIVIDEND YIELD
配当利回り。一株当たりの年間配当金を、現在の株価で割ったもの。
②ANNUALIZED PAYOUT
年間配当額。1年間にわたって企業の収益から受け取る1株辺りの配当額。
③PAYOUT RATIO
配当性向。株主に支払われた利益の配当の割合。
④DIVIDEND GROWTH
連続増配年数。企業が着実に支払いを伸ばした年数。
3.ページ下部に「Dividend History」があります。
この中の「Pay Date」が過去配当を出した月になります。
この情報からMOは1,4,7,10月の4回が配当月になると分かります。
保有銘柄の配当月一覧
上記確認方法で愚直に1つずつ保有銘柄を確認した結果、以下となりました。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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MO | MO | MO | MO | ||||||||
PG | PG | PG | PG | ||||||||
PM | PM | PM | PM | ||||||||
RDSB | RDSB | RDSB | RDSB | ||||||||
T | T | T | T | ||||||||
XOM | XOM | XOM | XOM | ||||||||
IBM | IBM | IBM | IBM | ||||||||
NGG | NGG | ||||||||||
WBK | WBK | ||||||||||
JNJ | JNJ | JNJ | JNJ | ||||||||
ABBV | ABBV | ABBV | ABBV | ||||||||
KO | KO | KO | KO | ||||||||
MMM | MMM | MMM | MMM | ||||||||
CSCO | CSCO | CSCO | CSCO | ||||||||
VTI | VTI | VTI | VTI | ||||||||
VYM | VYM | VYM | VYM | ||||||||
VT | VT | VT | VT | ||||||||
BND | BND | BND | BND | BND | BND | BND | BND | BND | BND | BND | BND |
※2018/9/1更新
BNDを追加しました。BNDは毎月配当なので、BNDだけで毎月配当を受取ることが可能です。
※2018/12/1更新
ABBVを追加しました。
※2019/5/1更新
KOを追加しました。
※2019/7/1更新
MMMを追加しました。
※2019/11/4更新
CSCOを追加しました。
一覧化したことで、毎月配当になっていることが確認できました(>_<)
これにより、今まで見えていなかったことが見えてきますね。
まず、配当月の偏りです。
私のポートフォリオですと、1、4、7、10月配当の銘柄が少なく、3、6、9、12月配当の銘柄が多いことが分かります。
その為、ポートフォリオに1、4、7、10月配当の銘柄を選択するという戦略を考えることができます。
とはいえ、投資対象を配当月で決めるものではないので、銘柄で迷ったときの1つの材料ってとこでしょうか。
他気になる点としては、米国株、ETFは概ね四半期に1度(年4回)配当が出ますが、NGG、WBKのADR銘柄は年2回配当というところ。
毎月配当を目指すには微妙ですが、一回辺りの配当額が大きいのが魅力です。
(しかもADRは国によっては外国税無し!)
最後に
米国株の優位点として、連続増配や配当利回りが高い企業が多いことはもちろんのことですが、年4回配当金がもらえる点も私は好感してます。
配当回数が多いということは、企業側からすればいち早く投資家に利益を配当で還元できているわけですし、投資家は早くキャッシュを手に入れることができることになります。
そういった米国企業の株主優先の考え方が非常に良いところだと思ってます。
また、配当回数が多いため、数銘柄保有することで毎月配当のポートフォリオを組むことが容易です。
年4回配当ってことは、最低3銘柄で毎月配当のポートフォリオを組めますからね。
そして、毎月配当の良いところは、モチベーション維持です。
現在少額ではありますが、配当金入金のメールがくるとニヤニヤしちゃいます。
投資してて良かったなぁって気分が毎月味わえます。
そして、不労所得を得たことにより、周囲の投資していない人たちより優位に立った気分も味わえるんですね。
ちなみに日本では配当は年1回、2回程度だし、単元数が少なくても100株~なので保有するのにお金がかかります。
その為、毎月配当のポートフォリオを組むのは容易ではないんですよね。
そもそも日本株を保有している時は配当金には興味なかったのですが・・・。
↓合わせて読んで頂きたい記事です。
ADRには外国税無しの銘柄が多数あります。
配当重視の投資家であれば是非ポートフォリオに組み込みたいところですね。