今週も米国市場についておさらいしたいと思います。
2月19日(月)は祝日(プレジデンツデー)で米国市場は休場でしたので、2月19日は飛ばします。
2018年2月20日(火)~2月23日(金)の米国株式市場
2月20日(火)
<為替>ドル/円 107.34円
<債券>10年債利回 2.893%
<株式>ダウ工業株 24964.75(-254.63)
ダウ、S&P500共に7日ぶりに反落しました。
特にウォルマート(WMT)は10.2%の大幅安となっており、1988年1月以降で最大の下落率のようです。
下落の原因は4Q決算で利益が市場予想を下回ったことと、ネット通販売上高の伸び鈍化が嫌気されました。
WMTも欲しい銘柄の1つですが、まだ下がる可能性もありますし、PERが21倍と割安感も無いので一旦様子見したいと思います。
2月21日(水)
<為替>ドル/円 107.79円
<債券>10年債利回 2.957%
<株式>ダウ工業株 24797.78(-166.97)
2日続落しました。
原因は米10年債が4年ぶり高水準となる2.957%を付けた為です。
市場は米10年債に反応してますが、2月前半の大幅下落に比べれると反応は薄い印象です。
2月22日(木)
<為替>ドル/円 106.64円
<債券>10年債利回 2.926%
<株式>ダウ工業株 24962.48(+164.70)
ダウ、S&P500共に3日ぶりに反発しました。
米10年債利回り低下と原油価格が上昇したことを受けて、エネルギー株が上昇した為です。
ダウの上昇幅は164ドルと前日の下落を取り戻してます。
2月23日(金)
<為替>ドル/円 106.89円
<債券>10年債利回 2.8660%
<株式>ダウ工業株 25309.99(+347.51)
347ドルと大きく上昇して取引を終えてます。
FRBが発表した金融政策報告で、年内の利上げ見通しを巡る懸念が和らぎ米債利回りが低下したことと、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)が好決算を発表したことでハイテク株が上昇した為です。
HPEは後任のネリ氏(CEO)の下、業績改善への取り組みによる効果が表れたことや、サーバーの販売が好調だったことで予想を上回る業績となってます。
また、50%増配を実施することで2019年10月期までに70億ドル(約7500億円)を株主に還元する計画も発表したことも好感されました。
50%増配ってすごいですね。
時間外取引でも活発に買われたようなので、26日も上昇しそうです。
興味ありますが、現在の配当利回りは1.65%と低いし、PER26倍と割安感が無いので現時点では投資対象にはならないですね。
総評
今週の総評です。
- 米国市場は現在も調整中で、まだ続きそう
- 米10年債に反応するも、影響は薄くなってきている
- なんだかんだで上昇している
- ドル安/円高が意外に続いている
値動きが激しいものの、最終的な終値は先週より上昇してます。
2017年が上昇相場でしたので、なんだかパッとしませんがこういった値動きが普通なんでしょうね。
私はルールに従い、来週2月分の買付を予定してます。
投資対象はETFはVYM買い増し、個別株はXOMを買い増し、JNJ新規買付したいなと。
でもXOM、JNJ共に23日急伸しちゃったんだよなぁ。
この程度の値動きは長期で考えれば影響無いとはわかりつつ、やはり気にしちゃいます。