クレジットカードは何枚お持ちでしょうか?
私は4枚所持しています。
一般的にはクレジットカードはメインとサブの2枚持ちが推奨されている気がします。
しかし、私は用途に応じて使い分けしているので、4枚になってしまいました。
今回はその中の1枚である、Amazon Mastercardゴールドを紹介したいと思います。
Amazon Mastercardゴールドの特徴
Amazon Mastercardは、三井住友カード株式会社がAmazon.co.jpと提携し、発行するクレジットカードです。
Amazon Mastercardには、クラシックとゴールドの2種類がありますが、今回はゴールドの特徴について書いていきます。
Amazonプライム会員特典がついてくる
通常、年会費3900円(税込)が必要なAmazonプライム会員の特典が、このカードがあれば全て使うことができます。
言いかえれば、このカードがあれば年会費3,900円が無料ってことになります。
ポイント還元率が脅威の2.5%
amazonでの買い物のポイント還元率は2.5%とトップクラスです。
しかも、amazon以外の買い物でも1%還元されますので、普段使いとしても申し分ありません。
amazonポイントは1ポイント = 1円としてAmazonの様々な商品/サービスで獲得、利用可能なポイントプログラムです。
使いがっても良く、amazonを使い続けている限りポイント有効期限は無期限なので、消滅の心配もありません。
付帯サービス
もちろんゴールドカードならではの、下記サービスも付帯されてます。
- 海外旅行傷害保険・国内旅行保険最高5,000万円
- ショッピング補償(動産総合保険) 最高300万円(自己負担:1事故につき3,000円)
- 全国主要空港のラウンジ利用が無料
amazonらしく、ショッピング保証が付いているのは嬉しいですね。
通常年会費10,800円が実質420円になる理由
amazonユーザなら嬉しい特典ばかりのこのカード。
通常年会費は10,800円と特に安くありません。
しかし、以下の方法で、なんと実質年会費420円で保有できます。
「マイ・ペイすリボ」にご登録(無料)で5,400円割引
三井住友カードの「マイ・ペイすリボ」に登録することで、年会費が5.400円割引になります。
と、リボ払いは絶対的な悪のイメージなので拒絶したくなりますね。
でも、安心して下さい。
「マイ・ペイすリボ」は、設定した金額以上の返済額に達した場合、自動的にリボ払いになるシステムです。
なので、設定金額をカード利用上限に設定すれば、常に一括払いにすることができます。
私は150万が上限なので、「マイ・ペイすリボ」の設定も150万にしています。
Q&Aに同じような内容がありました。
尚、「マイ・ペイすリボ」はカード申込と同時に申し込みが必要になります。
申し込みしないと割引が適用されませんのでご注意下さい。
「Web明細書サービス」(無料)の利用
三井住友カードのサービスである、WEB明細書サービスを利用することで年会費が最大1,000円割引になります。
どうしても郵便で明細が欲しいって方でなければ抵抗はありませんね。
(個人的には割引が無くてもWEB明細にしたい方です。)
しかし、これにはもう一つ条件があります。
「年会費請求前月を含む過去1年間のカードご利用代請求(最大12回)のうち、6回以上請求のある方」
です。
光熱費等の毎月発生する支払いがあれば、問題ないと思いますが、あまりクレジットカードを使わない方だと、条件に合わない可能性があるので注意が必要です。
amazonプライムの年会費3900円が無料なので年会費から差し引く
上記2つの割引を適用すると、年会費は
10,800円 - (5,400円 + 1,080円)= 4,320円
になります。
ここで、本来かかるはずのamazonプライム代3,900円を、年会費から差し引くと
4,320円 - 3,900円 = 420円
となり、実質420円となります。
ちなみにこの方法は正規のamazonサイトでも公表しており、今回ドヤ顔で説明しましたが、裏技って訳でもありません・・・。
私の考えるマイナス点
いい事ばかりのamazonゴールドカードですが、以下マイナスポイントがあると考えてます。
- 年会費割引は2年目以降から
- amazonポイントはamazonでしか使えない
- amazonで年間8,4000円以上利用しないなら、クラシックカードで十分かも・・・
年会費割引は2年目以降から
年会費の割引は即時で反映されるわけではございません。
2年目以降から割引が適用されますので、1年目は10,800円の年会費がかかってきます。
また、amazonを定期的に利用しない場合には、割引適用が受けられないケースもあるので注意が必要です。
amazonポイントはamazonでしか使えない
現在各種ポイントは他のポイントに変換できたり、投資や投資信託買付に充当できたりと、利用の幅が広がっています。
しかし、amazonポイントはamazonでしか利用できず、他ポイントにも変更できない等の相互互換性の弱さがマイナス点と考えます。
クラシックカードで十分かも・・
もう一つのamazonカードのラインナップにクラシックがあります。
このカードは実質年会費無料で、amazonプライムの付帯は無しのモデルです。
しかし、クレジットカードの還元率は高く、amazonプライム会員であれば2%、非会員であっても1.5%です。
また、amazon以外の買い物でもゴールドと同じく1%の還元率です。
上記より「クラシックカード+amazonプライム会員」と、「ゴールドカード」の還元率の差は0.5%ということになります。
年会費の差である420円を、還元率0.5%の差で損益分岐点を計算すると、
amazonで年間84,000円以上の買い物をすれば420円分のポイントが得られますので、年間84,000円以上買い物をすればゴールドカード、それ以下であればクラシックの方が有利であると言えます。
とはいえ、ゴールドカードにはそれ以外の付帯サービスがあります。
他にゴールドカードを所持していない方であれば、420円でこの付帯サービスを受けられると考えると、それだけでお得だと思います。
まとめ
Amazon Mastercardゴールドについてまとめます。
- 年会費は実質420円(但し、2年目以降)
- Amazonヘビーユーザには必須の1枚
- amazon利用以外でも高還元(1%)なので、これ一枚でもOK!
- Amazonライトユーザ、且つ、他ゴールドカード所持者であれば、クラシックの方が良い場合も
尚、Amazon Mastercardゴールドの審査は意外と厳しいようです。
もし審査に落ちた場合には、クラシックを使うしかありませんのでご注意下さい。