先日、我が家に平成30年度の固定資産税の納税通知書が届きました。
はっきり言って、届いて欲しくないしろものです。
しかし、無視することもできませんので、今回は、こいつの「支払い方法」について向き合うことにしました。
固定資産税の支払い方法は?
固定資産税の支払いは、
- 金融機関、郵便局、役所の窓口等
- 口座振替
- コンビニエンスストア
が一般的な支払い方法のイメージです。
これは固定資産税に限らず、他の自動車税等の税金についても同じですね。
税金は高額ですので、単純に納付するだけでは面白くありません。
そこで、まず思いつくのはクレジットカード払いによるポイント獲得ではないでしょうか?
東京都は固定資産税のクレジット払いが可能
私の住んでいる東京都の以下税金はクレジット決済に対応していました。
(自治体により対応していないところもあるようですので、不明な方は各自治体でご確認下さい。)
- 自動車税
- 固定資産税・都市計画税
- 個人事業税
- 不動産取得税
- その他(法人都民税・法人事業税等)
固定資産税も対象となってますね。
これは非常にうれしいサービスです。
ポイント還元率の高いクレジットカードであれば、高ポイントをゲットできますもんね。
と、言いたいところですが、落とし穴がありました。
それは手数料です。
東京都では約0.73%(税抜き)の手数料がかかります
東京都では、決済手数料は、以下のとおり、税額10,000円ごとに73円(消費税別)が加算されます。
つまりは、0.73%の手数料がかかるということです。
実際にいくら手数料がかかるのか、「都税クレジットカードお支払サイト」で確認できます。
私が試算した結果です。
固定資産税が117,000円なので、(10,000円単位のため)120,000円として計算されます。
120,000円×0.73%=876円
が手数料となりますが、876円に8%が課税され、最終的には946円になっています。
なので実質は約0.78%くらいの手数料ですね。
クレジットカード還元率は最低でも1%は必要
手数料が0.78%かかってきますので、低還元のクレジットカードで決済すると損することになります。
例えば、0.5%還元のクレジットカードでは0.28%の手数料分マイナスになります。
だったらコンビニ払いなどで済ました方が良いということになります。
その為、都税をクレジットカードで支払うのであれば、最低でも1%の還元率は欲しいところです。
考え方によってはクレジットカード払いは損?
私は1%還元の楽天カードで決済しました。
その為、手数料946円を支払って、1170ポイントをゲットしたことになります。
その差額は、たったの224円です(悲)
ここで問題なのが、たったの224円ということもありますが、ゲットした1170ポイントは現金ではなく、ポイントだとということです。
現金とポイントを比較すると、確実に現金の方が良いですよね?
なぜかというと、ポイントは現金に比べると、利用範囲が限定的であることと、ポイントによっては失効するリスクがあるからです。
(ちなみに、利用範囲が限定的というのは、例えば、amazonポイントはamazonでしか使えないというようなことを指してます。)
その為、考え方によっては、クレジットカード払いの方が、結果的に損になる可能性もあり得ます。
それでもクレジットカード払いにする理由は?
私は、以下理由でクレジットカード払いをすることにしました。
- 自宅のPCで決済可能なお手軽感
- 微々たるポイントでも欲しい
- 楽天カードは実質永久不滅ポイント
- 楽天ポイントはポイント投資が可能
一番の理由は、楽天ポイントで投資できるということです。
ポイント投資ができるということは、「ポイント=現金」と考えることができます。
それは、ポイントでノーロードファンドに投資し、売却すれば現金化することが可能だからです。
と考えると、懸念材料である、ポイントの利用範囲が狭いこともクリアできますね。
↓関連記事です。
楽天スーパーポイントが他のポイントより優れているのは、ポイントが貯めやすいことと、利用範囲が広い点です。
その最たる方法が、ポイント投資だと思います。
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