2018年9月27日にSBI証券より、ideco(個人型確定拠出年金)の新プランが発表されました。
私はまたしてもTwitterで情報を聞きつけた次第です。
最近は楽天証券から衝撃的なニュースが立て続けに発表されており、SBI証券からも何かしらの動きがあるのでは?と期待してましたが、思ったより早かったですね。
もともとSBI証券のidecoは、手数料無料化など先進的にサービスを向上させ、利用者数を伸ばしてきましたが、他社も同じサービスを展開するようになり、他社と比べてもあまり魅力が低下していました。
その為、今回の発表はSBI証券でidecoを利用している私にとっても非常に魅力的な内容となってます。
オリジナルプランとセレクトプランの選択式
2005 年から提供している現行の商品ラインナップを「オリジナルプラン」、2018年11月より新たに設定する商品ラインナップを「セレクトプラン」とし、この2つのプランからの選択式になるみたいです。
要するに新たな商品ラインナップがもう一つできたってことですね。
って、この方法って有りなんですね。
というのも、先月商品ラインナップを35以下にしますっていう案内が届いたばかり・・・。
別にプランを用意すれば商品数35以下の縛りには該当しないということなんでしょう。
まー、ユーザ側としては気にする必要ないか。
セレクトプランの商品ラインナップ
気になるセレクトプランの商品ラインナップですが、以下が公表(予定)されてます。
「低コスト」と「多様性」にこだわって選定した 34 商品みたい。
出所:SBI証券
商品ラインナップを見ると、eMAXIS Slimが充実していることが分かります。
というのも、eMAXIS Slimシリーズで含まれていないのは「国内株式(日経平均)」、「全世界株式(3地域均等型)」だけ。
この2つも「国内株式(TOPIX)」、「全世界株式(除く日本)」と似た商品が対応していますので、ほぼ全てのeMAXIS Slimが対応していると言えそうです。
また、その中でも一番関心が高いのは、やはり「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」ですね。
これまでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、どの金融機関もidecoでは取扱っていませんでした。
恐らく個人投資家は、この商品をどこが最初に扱うのか?を期待していたと思いますが、それをSBI証券がやってのけましたね。
eMAXIS Slimシリーズはマネックス証券が多く扱っていたので、マネックス証券が最初かと思ってたのに。
諸経費はオリジナルプランと同じで、プランの変更の手数料も無料
セレクトプランへの変更は手数料無料です。
また、両プランにおける、諸経費(口座管理手数料、加入時・移換時、運営管理機関変更時の手数料等)は同一と記載がありますので、経費については心配することは無さそうです。
注意点は?
プレスリリースを確認したところ以下記載がありました。
- プラン変更にあたっては、プランの資産を全売却し現金化した上で、資産の移換が行われる
- 資産の移換には 2~3 カ月程度を要する予定
上記を見る限りですと、プラン変更はWEB等でお手軽にはできないみたい。
ほとんど他の証券会社への乗り換えと変わらない手続きが必要となりそうですね。
あと、個人的には以下一筆も気になりました。
「掛金の配分設定をされなかった場合、セレクトプランでは指定運用商品をSBI グローバル・バランス・ファンドに定めます。」
デフォルトの運用商品がバランスファンドになるようです。
そこそこ経費率が高いので、変更後放置していると思わぬ経費がかかるので注意が必要です。
(わざわざセレクトプランに乗り換える方は、デフォルト設定にしないとは思いますが・・・)
最後に
個人的にはセレクトプランへ変更しようと思います。
オリジナルプランのままダウ・インデックスを運用するのも悪くないですが、やはり経費率の安いeMAXIS Slimシリーズはとても魅力的です。
ただ、移管が面倒そうなのが微妙ですね。
ここら辺の情報は引き続きウォッチしていきたいと思います。
運用商品については、米国株式(S&P500)一本で行くか、他の商品もちょっと混ぜてみようかなって悩み中。
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↓合わせて読んで頂きたい記事です。
今回の発表を受けて、(SBI証券)オリジナルプランのおすすめ商品という記事になりますね。
セレクトプランのおすすめ商品も近い内に書きたいですね。
idecoで運用する商品の選び方について書いてます。