投資のヒント

【米国株】連続増配高配当22銘柄と配当月(2019年4月版)

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2018年8月に同内容の記事を書いてから約8カ月が経過しました。

 

この間に、米国市場の暴落や米中貿易摩擦、逆イールドの発生等ありましたが、現在の市場は堅調な動きを示してます。

 

その為、全体的に高くなっていた配当利回りが、現在は低くなってきている印象。

 

そんな中、高配当且つ、連続増配を続けている銘柄を再度調べてみたくなりました。

 

連続増配高配当銘柄の選定方法

 

今回も前回同様に、「The DRiP Investing Resource Center」より情報を取得します。

 

具体的な手順は↓を参照。

 

選定基準も前回と同様で以下とします。

 

  • 連続増配が30年以上
  • 年配当利回りが3%以上

 

連続増配高配当の22銘柄

 

2019年4月22日時点で連続増配高配当銘柄は全22銘柄ありました!

 

銘柄ティッカー増配年数配当利回り
コカ・コーラKO573.41
ターゲットTGT513.19
アルトリアMO495.57
ユニバーサルUVV475.21
レゲット・アンド・プラットLEG473.6
キンバリー・クラークKMB473.33
ヘルマリック・アンド・ペインHP465.11
ペプシコPEP463.03
コンソリデーテッド・エジソンED453.49
ユナイテッド・バンクシェアーズUBSI443.75
アーチャー・ダニエルズ・ミッドランドADM443.75
フランクリン・テンプルトンBEN393.14
オールド・リパブリック・インターナショナルORI383.82
コミュニティ・トラスト・バンコープCTBI383.51
イートン・バンスEV383.49
エクソン・モービルXOM364.06
AT&TT356.51
ユニバーサル・ヘルス・リアルティ・インカム・トラストUHT333.57
T ロウ・プライス・グループTROW333.04
マーキュリー・ジェネラルMCY325.01
シェブロンCVX323.86
Eagle Financial Services EFSI323.14

※表の項目をクリックすると、増配年数、配当利回りで並べ替えできます。

 

全銘柄を眺めると、相変わらず私の知らない銘柄がずらり。

しかし、日本の増配年数トップの花王ですら29年ですが、ここにある企業は全て30年以上。

 

敬意を払わなければなりませんね。

 

また、今回の特徴として金融系の銘柄が非常に増えてます。

例えば「コミュニティ・トラスト・バンコープ」、「イートン・バンス」が該当しますが、2018年8月の株価から大きく下げておりますので、それにより利回りが上がり3%台になったと思われます。

 

個人的にはジョン・テンプルトン創業の「フランクリン・テンプルトン」が選出されたことがちょっと嬉しかったです。

まー、過去に「テンプルトン卿の流儀」を読んでちょっと知っていただけですが・・・。

 

利回り3%以上の連続増配銘柄トップ3

 

項目の「増配年数」をクリックし、降順に並べ替えてみて下さい。

そうすると利回り3%以上の連続増配銘柄トップ3が表示されます。

 

  1. コカ・コーラ
  2. ターゲット
  3. アルトリア

 

2018年8月と比べて大きく異なるのは、PGが1位から陥落していることです。

PGの増配年数は62年と記録を更新してますが、配当利回りが2%台に低下。

これはPGの好調な株価によるものですね。

 

その為、繰り上げでコカ・コーラ、ターゲットと続き、アルトリアが3位に入りました。

 

とはいえ、コカ・コーラ、ターゲット共に3%台前半なので、いつ2%台になるか分かりません。

アルトリアは利回りは安心だけど、減配が心配。

 

連続増配年数30年以上の高配当銘柄トップ3

 

項目の「配当利回り」をクリックし、降順に並べ替えてみて下さい。

連続増配年数30年以上の高配当銘柄トップ3が表示されます。

 

  1. AT&T
  2. アルトリア
  3. ユニバーサル

 

2018年8月と変わらずAT&Tが堂々の1位!

また、アルトリアは増配年数、高配当トップ3両方にランクインという結果に。

 

どちらも言わずと知れた株価低迷銘柄ですね。

 

また、ユニバーサルは前回の5位から3位に浮上。

こちらもタバコ関連銘柄なので、株価低迷が利回り上昇の要因となってます。

 

21銘柄の配当月

 

参考として、連続増配高配当22銘柄の配当月を掲載します。

と言いたいところですが、1銘柄(Eagle Financial Services)だけ配当月が分かりませんでした。

 

なので、21銘柄をご査収下さい(._.)

 

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
KOKOKOKO
TGTTGTTGTTGT
MOMOMOMO
UVVUVVUVVUVV
LEGLEGLEGLEG
KMBKMBKMBKMB
HPHPHPHP
PEPPEPPEPPEP
EDEDEDED
UBSIUBSIUBSIUBSI
ADMADMADMADM
BENBENBENBEN
ORIORIORIORI
CTBICTBICTBICTBI
EVEVEVEV
XOMXOMXOMXOM
TTTT
UHTUHTUHTUHT
TROWTROWTROWTROW
MCYMCYMCYMCY
CVXCVXCVXCVX

 

最後に

 

2019年4月時点の連続増配高配当銘柄を確認しましたが、前回と比べびっくりする程の大きな違いはありませんでした。

まー、連続増配年数は短期的に見るものではないので、そりゃそうか。

 

なので、順位が大きく入れ替わる要因としては、やはり株価の変動が大きいです。

言い換えれば、今回のスクリーニング結果に該当している銘柄は株価が下がって、利回りが上がっているパターンが多いということ。

 

しかし、その中でもKOやPEPは株価も堅調であり、且つ高配当を維持しています。

このような優秀な銘柄に投資していれば長期的には報われそうですね。

 

でもなぜか私は、AT&Tやアルトリアのような超高配当銘柄に好んで投資しちゃってます・・・。

 

 

 

↓合わせて読んで頂きたい記事です。

 

高配当戦略の1つとしてダウ10種、ダウコア10種への投資という考え方もあります。

 

こちらはダウより過去のリターンが高かったS&P10種、S&Pコア10種です。

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