先日友人と久しぶりに会ったんですが、いつの間にか株式投資を始めてました。
詳しく聞いてみると、どうやら日本株をスイングトレードしているみたい。
(スイングトレードとは、数日間~数週間(数ヶ月)で売買を完結させる短期売買の手法。)
私の投資方針とは全く異なりますが、投資する友人が増えるのは素直に嬉しいものですね。
とはいえ、私も以前は同じように日本株を短期売買してました。
そんな私も現在は米国株長期投資に舵を切ることにしたわけで、日本株のスイングトレードを止める理由があったからに他なりません。
(話ベタな私が友人に上手く伝えられなかった)スイングトレードをやめて、長期投資を始めた3つの理由について書いていきます。
売買手数料が無駄
スイングトレード(短期投資)ではどうしても売買の回数が多くなりますので、売買にかかる手数料がバイ&ホールドに比べて無駄にかかってきます。
日本株であれば、SBI証券で105円(20万まで)ですので、1か月間に5銘柄買付、売却をすると約1050円の手数料がかかる計算です。
とはいえ、日本株の手数料は比較的安いので、これが致命的な理由ではありませんけど。
精神的に辛く、仕事への影響が出てくる
日本株且つ、短期売買では、平日日中帯に市場が開いていることもあり、常に株価が気になり、仕事に集中できないことが多々あります。
これは友人も同じことを言ってましたし、私も経験してます。
そうなると精神的に不安定となり、最悪、仕事に支障が出てきます。
私は当時、株価に一喜一憂し、何か動きがあるとすぐにトイレに駆け込み売買してました。
こんなことが何年も続くと周りの目も気になりますし、精神的/体力的にも疲れてくるんですよね。
結局成果も出せず、私は違う投資法を模索し始めました。
投資の本質ではない
決定的だったのは短期売買は投資ではなく、投機だということを理解したことです。
短期売買はゼロサムゲームの投機的な行為。
要はギャンブルですね。
投資の本質は「成長が期待できるものに資金と時間を投じる」ことです。
私は株式市場全体が成長し続ければ、取引参加者全員が利益を得るというプラスサムな状況に対し、資金を投じるのが株式投資の本質だと理解しました。
要するに、資本主義であれば世界経済は右肩上がりで成長していくものと信じ、これに資金と時間を投資するということ。
具体的には、ドルコスト平均法で毎月VTを積立することと言えます。
とりわけ、私はその中でも米国への投資が最も効率的と思い、世界ではなく米国を選んでいるんですね。
最後に
今回の記事でスイングトレードをディスってるわけでは決してありません。
実際にスイングトレードで高いリターンをあげている方も存在しているわけですし。
とはいえ、スイングトレードは投機であることは間違いなく、高いリターンをあげてる人は才能だったり、幸運だったりするわけです。
しかし、万人はスイングトレードで勝つことは難しく、再現性が無いことは分かっているので、世界経済の成長に長期的に投資した方が良いというのが私が出した1つの結論となります。
(まー、ほぼ請け売りですが・・・)
↓合わせて読んで頂きたい記事です。
私が米国株に長期投資する理由について書いてます。
今では日本株に戻るという発想すら無くなりましたね。
第1話
第2話