以前は良くマンガを読んでました。
3大少年誌であるジャンプ、マガジン、サンデー全てを買っていた時期もあるぐらい。
なので、当時流行っていたドラゴンボールやカメレオン、今日から俺は!など何でも読んでました。(ヤンキーギャグマンガが好きでした)
しかし、何きっかけか覚えていないですが、中学か高校生くらいでナニワ金融道にハマりました。
ドラマ化される前だったということだけ覚えてます。
今思うと、私が金融関係に興味を持ったのはこのマンガがきっかけだったなと・・・。
画力は酷いものですが、内容が濃く、今でも勉強になる話が詰まった作品でした。
ナニワ金融道とは
作者は青木雄二氏。
週間モーニングで連載され、単行本は全19巻。
作者他界後も、2007年から新ナニワ金融道が続くなど、人気が衰えないマンガと言えます。
フジテレビでドラマ化されたので、テレビで見たことはあるという方も多いのでは。
あらすじはWikiにありますのでどうぞ。
ナニワ金融道から学んだ5つのこと
私が幼いながらにナニワ金融道から学んだことが5つあります。
今でも肝に銘じているものばかり。
他人の連帯保証人になるな
多くの人が親に言われたことあるやつですね。
言われただけではピンと来ないですが、マンガの中で生々しい話を読むと、本当にヤバいなって思います。
なので、もし友人に連帯保証人になってとお願いされれば、即断り、絶交することにしてます。
(もちろん過去にそのような場面はないです)
高利貸しから借金するな
ナニワ金融道では、中小企業で不渡り(倒産)出しそうな社長に電話したりして営業してます。
中小企業の社長は、不渡りを食い止める為に、闇金から借金して、その場をしのぎます。
が、必ず返済できずに倒産+闇金からの追い込みという流れに至り、その後は返済の為に娘を・・・・と結末が酷いです。
で、何が言いたいかと言うと、まず好転する事はないので、何があっても高利貸しから金を借りるなということです。
ギャンブルはやるな
闇金の話にはギャンブル中毒者がつきもの。
借りた金でパチンコし、負けてまた借りるをループするので最終的には破滅に陥るフォーマットができてますね。
(実際にそういう人が居るのか不明ですが)フィクションだとしても幼心からギャンブルはしてはならんなと思った次第です。
欲を出すな
物語の中で、ある教頭先生のもとに、先物取引詐欺師から連絡があり、「いいですと」断ったつもりが、詐欺師は「良いです」と聞き間違いしたと言い、先物商品を買付したと連絡を受けます。
その後、詐欺師から利益が出たと聞いて、資金を投入。
先物にハマり、その後は・・・・という内容。
この教頭は、先物詐欺から抜けるチャンスがあったのにもかかわらず、一度利益が出たことによる欲と、その後、損するも巻き返そうとする気持ちから、泥沼にハマっていきます。
この教えは、一攫千金を狙わず、時間をかけて長期的に資産を積み上げていく今のスタイルのベースとなってますね。
儲け話に手を出すな
前述の先物詐欺もしかり、ストーリーの多くに儲け話に騙されて失敗するパターンが描かれてます。
当たり前ですが、わざわざ他人に儲け話を持ってくるお人好しは絶対にいません。
しかし、詐欺やマルチ商法などが無くならないのは、それでも騙される人がいるから。
情弱で自分だけは特別という甘い考えを持った人はカモにされやすいと思います。
自分だけ特別だと思わず、儲け話は疑うことが大切ですね。
最後に
私は5つの学びから、絶対に株はやらないと思ってました。
それは株はギャンブルだと思っていたからです。
しかし、現在資産の半分は株であり、そもそもギャンブルだと思っていません。
株は短期売買ではゼロサムの投機(ギャンブル)になり得ますが、長期運用ではプラスサムの投資となるからです。
とはいえ、借金で株を買う信用取引は絶対にやりませんけど。