保有銘柄であるウエストパックバンキング(WBK)が無配、ロイヤルダッチシェル(RDSB)が減配を発表しました。
米国株投資を始めて約3年。
特に無配は初めての経験なので、素直な気持ちをしたためたいと思います。
素直に辛い
コロナショック、原油価格暴落により多少覚悟していましたが、実際に無配、減配になると非常に辛いものですね・・・。
しかも、無配、減配により株価も暴落しますので、キャピタルもインカムを失うためダブルパンチとなります。
WBKについては年2回の配当+ADR+NISA口座なので1回の受取配当が大きく、怒りすら覚えたというのが正直なところ。
とはいえ、投資は自己責任なのでやむなし。
NISA口座が来年で終わりを迎えるので、それまでは放置しようと思ってます。
やっぱり投資するなら配当王もしくは配当貴族
WBK、RDSB共に過去にも何度か減配してたりします。
どちらの銘柄も高配当+ADRという理由で投資に至りましたが、やはり連続増配銘柄への投資の方が安心だなと再確認。
実際に37年連続増配のエクソンモービル(XOM)は厳しい状況ながら配当金は据え置きです。
配当貴族としての意地があるので、簡単には減配できませんからね。
しかし、XOMの配当性向は100%超、且つ、石油業界は未曽有の状況なので、これが続くと減配の可能性があることも理解しておく必要がありそうです。
高配当投資を続ける不安
高配当株は成熟企業が多いです。
良くも悪くも、事業投資より株主還元に力を入れますので、その分成長の見込みは薄いことを承知で投資してます。
しかし、いくら高配当でも、配当の源泉である利益が縮小し、EPSも低下すれば、減配または無配にせざる得ません。
その為、斜陽産業である石油やタバコ名銘柄への投資が本当に報われるのか?最近そのことばかり考えてます。
もちろん答えはでないですけど・・・。
最後に
今回書いた2銘柄以外でもコロナショックを受けて減配又は無配を発表している銘柄が存在します。
現時点ではWBK、RDSBだけが該当しており、たまたまこの2銘柄は買増し対象外だったので、傷は浅いです。
とはいえ、高配当投資について改めて考えさせられることとなり、現在も模索中。
考えれば考える程にインデックス投資1本でいいんじゃないかなーって思ってしまうのが正直なところです。
↓合わせて読んで頂きたい記事です。
WBK、RDSBが該当するADRについて書いた記事です。
あくまでもADRの無税はおまけと考え、投資対象は慎重に選びましょう。
ちょっと古いですが、連続増配銘柄について書いた記事です。
やはりこの辺に投資していく方が安心感があります。