私はこれまで、バイ&ホールドを投資方針としていたため、株式を売却をしたことがありませんでした。
しかし、今月初めて株式を売却。
もちろん狼狽売りしたわけでもなく、バイ&ホールド方針を変えたわけでもありません。
じゃー何かというと、損出しするためです。
米国株投資歴3年で初めての損出し
損出し自体は3年前から認識していましたが、頑なにバイ&ホールドにこだわっていたことと、配当金が少なく損失も小さかったので大した成果はないという理由で損出しをしてきませんでした。
(2019年まではNISA口座で保有している、IBM、WBKの損失が大きく、特定口座の損失はそれほど大きくなかったのです。)
しかし、2020年3月から状況が一変。
特定口座で保有しているXOM、MO、PM、Tはコロナショックから立ち直ることはできずに現在に至ります。
その為、今年は特定口座の損失が大きく、配当金もそれなりに増えてきたため、損出しする流れとなりました。
とりあえずXOMを全売却し、全買戻し
初めての損出しのターゲットは、最も資産を棄損しているエクソンモービル(XOM)にしました。
損出しの以下注意点をネットで調べて実行。
- 12月末ギリギリで実施しない
- 同一営業日に売却、買戻しをしない
ドキドキしながらXOMを全売却。
翌営業日に全買戻しました。
損出しの効果は約52,000円
今年の見込み配当金は約360,000円であり、国内の税金は20%の72,000円と想定してます。
損出しをすることで、利益と損失を相殺し、既に支払った税金が還付されることになります。
XOMの損失は約260,000円でしたので、
360,000円(利益)- 260,000円(損失)= 100,000円(実質利益)
100,000円が課税対象となるので、本来支払う税金は20,000円となります。
その為、既に支払った税金の72,000円から20,000円を引いた、52,000円が還付されるという理解です。
結構戻ってきますね。
最後に
恥ずかしながら損出し未経験でしたが、今回初めて損出ししました。
一度損失を確定することになるので、若干躊躇しますが、同額で買い戻せば状況は変わらずに税金は戻ってくるので、やらない手はないですね。
まだ損失を抱えた銘柄(T、MO)があるので、12月までに利益分を損出しするつもりです。
とはいえ、本来は損失がなく、損出しできない環境が望ましいのですが・・・。