mktrです。
配当金を目的とした投資スタイルに変えて以来、資産がいくらになったら配当金だけで生活できるのだろうと考えるようになりました。
私は完全なリタイア希望ではないですが、セミリタイアはいいなって思います。
経済的自由を手に入れ、やりたいことをしながらお金を稼いで生活するってストレスフリーなんだろうなと。
現在は配当だけでの生活は全く無理ですが、時間をかけて資産を積み上げていこうと思ってます。
その為、資産額としての目標をたてる必要がある考え、「純金融資産保有額の階層」から各階層の資産別でどの程度の配当金を受け取れるのかざっくり確認したいと思います。
純金融資産保有額の階層
出典:野村総合研究所
図の通り、マーケットの分類は大きく5つに分けられており、資産保有額が少ない順に「マス層」、「アッパーマス層」、「準富裕層」、「富裕層」「超富裕層」となってます。
私は当然ですが、現時点では「マス層」に分類されます(泣)。
配当金の前提
まずは前提をざっくり決めます。
- 資産は全て投資しているものとする
- 年間利回りは3%
- 税金は外国税10%、国内税20%(係数:0.72)
外国税は確定申告により取り戻すことも可能ですが、収入が無いものと考えて外国税10%考慮としました。
マス層の配当金は?
マス層の資産保有額は0円~3,000万円未満です。
なので前提を適用すると
最低: (0円×3%)×0.72=0円
最高: (29,000,000円×3%)×0.72=626,400円
※未満の為、100万区切りで2,900万としてます。以降も同様の考え方です。
となります。
ということは、マス層の手取り配当は年間0円~626,400円程度のレンジとなります。
私の見込み配当は年間6万程度なので、このレンジに収まりますね(悲)
アッパーマス層の配当金は?
アッパーマス層の資産保有額は3,000万円~5,000万円未満です。
なので前提を適用すると
最低: (30,000,000円×3%)×0.72=648,000円
最高: (49,000,000円×3%)×0.72=1,058,400円
となります。
アッパーマス層で受取配当金が100万に到達します。
節約すればセミリタイアはできそうな気がします。
準富裕層の配当金は?
準富裕層の資産保有額は5,000万円~10,000万円未満です。
なので前提を適用すると
最低: (50,000,000円×3%)×0.72=1,080,000円
最高: (99,000,000円×3%)×0.72=2,138,400円
となります。
アッパーマス層の倍の資産なので、当たり前ですが200万を超えてきます。
ここまでくるとセミリタイアは普通に可能な気がします。
生活スタイルによってはリタイアもいけそうですね。
富裕層の配当金は?
富裕層の資産保有額は10,000万円~50,000万円未満です。
なので前提を適用すると
最低: (100,000,000円×3%)×0.72=2,160,000円
最高: (499,000,000円×3%)×0.72=10,778,400円
となります。
富裕層になると、資産運用だけで日本の労働者が得られる収入のレベルになってきます。
5億あると配当金の手取りが1000万を超えてきます。
これは税引き後なので、年収1000万のサラリーマンとは異なります。
ちなみに年収1000万の手取りは700万~800万程度らしいです。
超富裕層の配当金は?
超富裕層の資産保有額は50,000万円以上です。
なので前提を適用すると
(500,000,000円×3%)×0.72=10,800,000円
となります。
もはやこれ以上の計算はしんどいので止めときます。
まー単純に10億あれば2千万円程度の配当金が受け取れそうですね。
まとめ
各階級別で受取配当金を確認していきましたが、一般的に最も1億が目標にされやすい理由が分かった気がします。
単純にキリがいいってのもありますが、以下と考察しました。
- 5,000万の配当金ではセミリタイアも難しそう
- 1億の配当金があればセミリタイアはいけそう
- 1億の配当金だけでもリタイアも視野に入ってくる
- 1億~5億の配当金は労働者の収入レンジに似てる
- 5億以上は想像できない
昨今富裕層が日本でも増加し、貧富の差が広がっているとニュースになってますが、そりゃそうだなって思いますよね。
だって富裕層はお金がお金を生む仕組みをつくってしまえば、何もしなくても一般の労働者より稼いでしまうんですもん。
と、嘆いていても何も始まりません。
現在は投資環境が整っていることもあり、米国株長期投資(配当再投資)で誰でも資産を築けるチャンスがあると思ってます。
なので引き続き地道に投資を楽しみたいと思います。
まずはアッパーマス層が目標です!