今回はポートフォリオについて整理したいと思います。
現在理想としているポーフォリオは以下です。
シーゲル教授推奨ポートフォリオの影響?
ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」(通称:赤本)に推奨ポートフォリオが記載されております。
とてもざっくりですがこんな感じです。
シーゲルは「リターン補完戦略」については以下4項目の中から各10%~15%を配分できれば良いと言ってます。
【高配当戦略】
- 配当利回り上位20%
- ダウ10種、S&P10種、ダウ・コア10種、S&Pコア10種
- REIT
【グローバル戦略】
- S&Pグローバル100
- ダウ・ジョーンズ・グローバル・タイタンズ
- 多国籍企業への分散投資
【セクター戦略】
- 石油及び天然資源
- 医療品
- 有名ブランドの生活必需品
【バリュー戦略】
- 低PER
- 生き残り上位
- バークシャー・ハザウェイ
私のポートフォリオはこのポートフォリオにとても良く似ています。
正直真似をするつもりはなかったのですが、試行錯誤の結果似てしまいました。
(かと言って全く意識してないと言えばウソになりますが・・・)
私のポートフォリオを当てはめると以下のようになります。
シーゲル | 私(mktr) | ||
---|---|---|---|
インデックスファンド(非米国株) | 20% | VWO | 10% |
インデックスファンド(米国株) | 30% | VTI | 40% |
リターン補完戦略 | 50% | VYM、個別株 | 50% |
全く同じではないですが、非常によく似てますよね?
シーゲルと違うところ
異なる点として直ぐに気づくのが非米国株のインデックスファンドだと思いますが、私はこれを10%としました。
正直米国株長期投資で富を得る!と言っている手前、この10%もVTIにしようと考えましたが、やはり中国をはじめとした
新興国市場の今後の成長は無視できないなぁと感じた為、ポートフォリオに含めました。
ちなみにVWOは先進国は含まれない新興国市場の大型株・中型株・小型株を集めたETFになります。
リターン補完戦略について
VYMはバンガード社が扱っている米国高配当株式ETFになります。
シーゲルの言うところの「高配当戦略」を個別銘柄ではなく、ETFとして纏めて買ってしまえって感じです。
その他は個別株で構成しようと考えてます。
具体的には現在所有中の以下と
P&G(PG)、アルトリア グループ (MO)、AT&T(T)、エクソン モービル (XOM)、IBM(IBM)
まだ所有していないですが以下を検討してます。
ジョンソン & ジョンソン(JNJ) 、コカ・コーラ(KO)、ペプシコ(PEP)、ウェルズ ファーゴ(WFC) 、フィリップ モリス(PM)
いずれも連続増配高配当銘柄であり、シーゲルの推奨している高配当戦略だったり、セクター戦略に該当しているかと思います。
但し、個別銘柄については正直まだこれだ!というのは決まっておらず、ゆくゆく考えていきたいと思います。
最後に
実は個別株は非常に面白く、当初の計画では全て個別銘柄にして、mktr10~20種なるものを作りS&P500をアウトパフォームする計画でしたが、学べば学ぶ程S&P500には勝てないと思い、このポートフォリオに落ち着いた次第です。
よって、私のポートフォリオの考え方は「S&P500に勝ちたいけど、勝てそうにないので40%は米国株インデックスとし、新興国も興味あるけどどうしようかなぁで10%、残りは当初予定していた個別銘柄+VYMでS&P500をアウトパフォームできればいいなぁ」ってな具合で決定してます。(笑)
なので今後も個別株の誘惑によりポートフォリオの見直しはするかもしれません。
(この考え方がダメ投資家であることは理解してるつもりです・・・)