またNISAネタで恐縮ですが、今年のNISA枠残り70万を何に使うか検討してます。
↑に従い「高配当且つ、ボラティリティが小さい(ローリスク・ローリターン)の商品」を探してます。
そして、今回は米国トータル債券市場ETF(BND)が良さそうなので検討したいと思います。
米国トータル債券市場ETF(BND)の概要
概要 | |
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ベンチマーク | ブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックス |
経費率 | 0.05% |
配当スケジュール | 毎月分配 |
ETF純資産総額 | 345.61億米ドル |
ファンド純資産総額 | 1,834.53億米ドル |
設定日 | 2007年4月3日 |
ベンチマークは米国の債券市場(米国債、社債、米国以外の米ドル建て債券、モーゲージ債及びアセットバック証券など)のパフォーマンスを測定する指数である「ブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックス」です。
詳細は良くわからないですが、米国の債券へまるっと投資できる商品のようです。
経費率は「0.05%」と安いです。VTIやVOOより若干高いですが、ほぼ誤差の範囲かと思います。
さすがはバンガードです。
分配金利回りは現時点で「2.45%」と高くはないですが、低くもないです。
また、債券市場ETFという性質上、ベータ値は「-0.04」でボラティリティが小さい商品となります。
概要だけ見ると非常に良さそうです。
BNDのメリット、デメリット
BNDの良いとこ悪いとこを整理します。
メリット
・経費率が低い
・そこそこの利回り
・値動きが安定している
経費率については概要でも触れた通り、0.05%と申し分ないです。
利回りについても、債券なら上々ではないかと思います。
しかし、過去の分配履歴を確認すると特に増えていませんので、今後も期待はできなそうです。
値動きはとても安定してます。
リーマンショックの大暴落時でも、78$から73$程度までしか落ちていません。
しかも直ぐに戻しています。
安定性は抜群なので安心して投資できる商品と言えそうです。
デメリット
・大きな成長は期待できない
正直デメリットではないですが、本商品に死角が無いのでデメリットとしてあげました。
商品の性質上、ボラティリティが小さいのでその分キャピタルゲインは期待できません。
まー、そうゆう商品ですから仕方ありません(笑)
まとめると
はっきり言ってめちゃくちゃ良い商品と思います。
しかし、長期的に保有してもキャピタルゲインの期待はできませんので、リスクを取らずにインカムゲインを目的に安定した投資をしたい方にはうってつけだと思います。
そして、NISA枠の採用についてですが、それほど高配当ではないですが「高配当且つ、ボラティリティが小さい(ローリスク・ローリターン)の商品」と言えると思いますので現時点ではBNDが最有力候補ですね。
んー、でもNISAはボラティリティが大きく、キャピタルゲインを狙える商品/銘柄を選ぶべきだ!という指摘がありそうです。
ちなみにあくまでもNISA枠は短・中期投資向けと考えているので「高配当且つ、ボラティリティが小さい(ローリスク・ローリターン)の商品を採用したいというのが私の考えです。
本筋は米国株、ETFに長期投資して資産を築くことです。
それは株式は短期的にはボラティリティが大きい商品ですが、長期保有であればあるほどボラティリティが小さくなっていくと信じているからです。
そして、米国株は今後も成長していくと考えてますので、キャピタルゲインも期待できるからです。
最近NISAネタばかり書いているので軸がぶれてる感があったので念のため書かせて頂きました。
↓関連記事です
私の米国株に長期投資する理由を書いてます。