前回に引き続き定額自動入金サービスと外貨積立で自動で米ドルを増やしていく方法の続きです。
今回は外貨積立について順を追って説明させて頂きたいと思います。
外貨積立について
外貨積立は指定した金額を指定した頻度で自動的に積立可能なサービスです。
具体的には、毎週金曜日に1万円分の米ドルを自動で購入することができます。
外貨積立の特徴と利点
- 最低500円から1円刻みで購入可能
- 毎日、毎週、毎月単位で積立頻度の指定が可能
- ドルコスト平均法による、購入レートの平準化が可能
特に私が以前の記事に書かせて頂いた通り、一定間隔で一定金額のドル転をすることで、時間分散による購入レートの平準化が自動でできることが非常に良い点だと思ってます。
購入レートの平準化とは、例えば1度に100万円を為替レート1ドル=100円で購入した場合は
1ドル=100円: 1,000,000 ÷100=10,000ドル になります。
これを、20万ずつ5回に分けて購入し、各購入時の為替レートが異なる場合は
1ドル=110円: 200,000 ÷110=1,818ドル
1ドル=100円: 200,000 ÷100=2,000ドル
1ドル= 90円: 200,000 ÷90 =2,222ドル
1ドル= 95円: 200,000 ÷95 =2,105ドル
1ドル=105円: 200,000 ÷105=1,905ドル
上記を全て加えると総額10,050ドルとなります。
数回1ドル=100円より為替が円安に振れることもありますが、一度に交換するよりも結果的に50ドル取得する額が増えることになりましたね。
これは円安の時には購入できるドルは少ないですが、円高の時には購入できるドルが多くなる為、平均して取得価格を平準化できる為になります。
外貨積立の設定方法
それでは実際に外貨積立の設定をしていきたいと思います。
住信SBIネット銀行にログインし、メニュー内の「外貨普通預金」タブをクリックします。
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表示されたページ左下部の「外貨積立」ボタンをクリックします。
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外貨積立の画面が表示されますので、画面下部の「お申込み」ボタンをクリックします。
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ここからはSBIネット銀行サイト内に手順があったので借用します。
出所:SBIネット銀行
全内容を入力完了したら「確認する」ボタンをクリックします。
↓
出所:SBIネット銀行
確認画面が表示されるので、内容確認しWEB取引パスワードを入力し、「確認」ボタンをクリックします。
↓
以上で外貨積立設定は完了です。
外貨積立画面の左側面メニュー内の「申込内容」をクリックしますと、先程設定した内容が確認できます。
最後に
以上で定額自動入金サービスと外貨積立と使用した自動でドル転する方法は終わりです。
あくまでもこの方法は為替を意識したくない私が、米ドルの平均取得単価を平準化する為の手段として利用しているだけなので、確実に良い方法という訳ではございません。
為替を予測してマーケットを出し抜く力がある方は、タイミングを見計らってドル転した方が良いかと思います。
但し、ドル転のタイミングを見計うことによる機会損失の可能性もありますので気をつけて下さい。
私にはマーケットを出し抜く力はなさそうなので、引き続き積立を利用していきます。
↓関連記事です。
外貨預金の前に、定額自動入金サービスを設定しておくと、ドル転が完全自動化できますので是非設定してみて下さい。