楽天スーパーポイントで投資信託が購入可能になったことについて、以前記事にさせて頂きましたが今回実際に投信を購入してみました。
銀行預金同様、ポイントもそのままポイント口座に保管しておいても何も生み出さないですもんね。
お金がお金を生む仕組みだけでなく、ポイントがお金を生む仕組みを作るべく実際に購入した手順を紹介したいと思います。
購入商品の選定について
今回楽天スーパーポイントで購入する商品は「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」にしました。
理由は非常に浅い理由で恐縮ですが、以下3点です。
- ポイントだから普段買わない商品にしたかった
- 米国株以外も含む商品も買ってみようと思った
- そもそもVTにちょっと興味があった
楽天・全米株式インデックス・ファンドやS&P500に連動する商品の方がリターンが高い気もしますが、私はVTIを保有しているので同じ商品買ってもなぁっていう考えも正直ありました。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドとは?
バンガードが運用するバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(ティッカー:VT)を投資対象としたファミリーファンド形式のファンドです。
出典:楽天証券
要するにVTを円貨で購入できるファンドと考えていいと思います。
VTは日本ではとても人気のあるETFであり、山崎元先生もおすすめしている商品です。
信託報酬
年0.2396%なので相対的には安いと思います。
ただし、VTは0.11%なので本家に比べれば高いですが円貨で購入できますので、為替、購入手数料がかからないと考えれば良いかと思いました。
VTの国別構成比率
VTは全世界の大型、中型、小型株の市場のパフォーマンスを表す、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」に連動した商品です。
国別の構成上位5位は以下です。
米国 :52.8%
日本 :8.2%
英国 :6%
カナダ :3.1%
フランス:3.1%
全世界と言えども、半分以上は米国です。
その他はほぼ先進国で構成されており、我らが日本は構成比率2位です。
だからこそ米国株だけのVTIの方がパフォーマンスが良いような気がしてしまいますね。(笑)
楽天スーパーポイントを利用した投資信託の買付方法
それでは実際に楽天スーパーポイントで買付していきます。
尚、私の楽天証券口座の入金額は0円でした。
結果としてそれでも買付は問題なくできました。
楽天証券にログインします。
ログイン画面の「投信」タブをクリックします。
↓
今回は購入する商品が決まっていたので、投信スーパーサーチから「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を検索してます。
検索結果が以下のように表示されますので、商品名をクリックします。
↓
楽天・全世界株式インデックス・ファンドの情報が表示されます。
内容を確認し、「通常注文」をクリックします。
↓
以下のポップアップが表示されますので、「OK」をクリックします。
↓
目論見書が表示されますので、内容を十分に確認して下さい。
問題なければ、「上記書面の内容を読み、同意します。」にチェックを入れます。
「完了」をクリックします。
↓
①買付金額
買付金額を指定します。
今回は5,000円としてます。
②ポイント利用
ここでポイント利用するか否かを指定します。
一部使う :買付金額に対して、ポイントを何ポイント使用するかを指定します。
すべて使う:買付金額すべてをポイント利用します。
使わない :ポイントを利用しません。
今回は買付金額全てをポイント利用しますので。「すべて使う」にチェックします。
※そもそも買付可能額が0円なので、ポイント利用しないと買付できません。
③分配金コース
受取型 :分配金を受取ます。
再投資型:分配金を受取らず、再投資します。
分配金再投資の方が、複利効果が期待できますので「再投資型」にチェックしてます。
④口座区分
特定:特定口座を使用します。
一般:一般口座を使用します。
いろいろ証券会社が面倒見てくれる「特定」にチェックしてます。
⑤目論見書
目論見書を確認し、チェックを入れます。
本手順通りに実施していればこの段階で目論見書を確認しているかと思います。
すべて入力完了したら、画面下部にある「確認」をクリックします。
↓
確認画面が表示されます。
内容確認し、問題なければ「取引暗証番号」を入力し。「注文」をクリックします。
↓
楽天スーパーポイントによる買付注文は以上です。
通常の買付方法とほとんど変わりませんが、スーパーポイント利用可否の項目が増えましたね。
まとめ
これまで楽天スーパーポイントは、楽天グループでの利用や、他ポイントへの交換などができました。
楽天証券での投信買付のポイント利用解禁も楽天グループなので遅かれ早かれだったかもしれません。
しかし、今までただのポイントだったものが全世界へ投資できるようになったと思うとすごくないですか?
また、ポイントはこれまで消費するだけの価値しかありませんでした。
それが投資が可能となったことでポイントからお金を生み出すことが可能になったということを意味します。
極端な話、ポイントを運用することでお金持ちになることも可能になったということです。
私は今後もポイントで定期的に買付をして、ポイントからお金を生む仕組みを作っていこうと思います。
↓関連記事になります。
投資信託ポイント買付サービスの雑感です。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドはつみたてNISAで積み立てるのも良い方法だと思います。