mktrです。
私はポイントが使えない性分です。
使うとすれば、1~10円を端数切りに使うくらいですかね。
そのため、ポイントが結構貯まってます。
以下にまとめると、
- 楽天ポイント 約64,000円
- Tポイント 約12,000円
- エポスポイント 約12,000円
- その他 約15,000円
合計で103,000円にもなります。
私はお金と同じでポイントもただ保有していてももったいないぁと思ってしまいます。
まー使えばいいんですけどね。
そこで、ポイントで投資できればいいなと。
調べたところ現在いくつかのサービスでポイントで投資ができるらしいので、今回はポイント投資について確認していこうと思います。
ポイントで投資ができる4つのサービス
2018年1月時点でポイントで投資ができるのは以下4つのサービスのようです。
楽天証券 投資信託ポイント買付サービス
楽天ポイントを投資信託買付代金の一部または全てに使うことができるサービスです。
ということは、ポイントを投資するというよりはポイントで投資信託が買えるサービスってことになります。
楽天ポイントは4大ポイント(他 Tポイント、pontaポイント、dポイント)の1つであり、楽天市場での買い物や、楽天カードでの支払い等で付与されます。
楽天カードのポイント還元率は1%と高還元ですね。
提携先が多く、汎用性も高いポイントなので結構ザクザク貯まります。
私の所有ポイントの中でも、半分以上を占めるポイントですしね。
これについては過去も記事にさせて頂いてます。↓
しかも試しに5,000円分「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を買付けてみました。
とても素晴らしいサービスなのですが、1点欠点があります。
それは交換したポイントは本サービスの対象外になることです。
要するに純粋に付与された楽天ポイント以外は使用不可ってことです。
もちろん期間限定ポイントも使用不可です。
クレディセゾン 永久不滅ポイント運用サービス
クレディセゾンが発行しているセゾンカードなどのクレジットカードの利用でたまる「永久不滅ポイント」を運用できるサービスです。
本サービスはポイントで投資商品を直接買付するのではなく、投資を疑似体験できるサービスのようです。
ということは、ポイントのまま運用できることになります。
ポイント運用って言葉がばっちり合ってますね。
サービスは、外国株式・外国債券を中心に積極的にプラスを狙う「アクティブコース」と国内債券を中心に安定的な運用を目指す「バランスコース」の2つから選択可能です。
いずれも「マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社」が運用し、運用状況に応じてポイントが増減しまます。
私はセゾンカードを所有したことは無いですが、調べたところ通常の還元率は0.5%(1,000円で5円分のポイント)とあまり高くは無いようです。
インヴァスト証券 クレカポイント積立て投資
インヴァスト証券の発行するクレジットカードである「インヴァストカード」のポイントを投資するサービスです。
インヴァストカードは株式会社ジャックスとの提携カードで、ポイント積立投資専用クレジットカードとして日本初のようです。
また、ポイントの還元率は1%と楽天カードと同様に高還元ですね。
最大の特徴としては、貯まったポイントが毎月現金化され、そのまま海外ETFへ積立投資されるサービスということです。
その為、これまで失効されていたポイントを有効活用することができます。
自動売買積立投資「マネーハッチ」と呼ばれるもので運用され、投資先はトライオートETFというCFD取引口座になります。
CFD取引口座は海外ETFであっても元本為替リスクなく取引ができる仕組みとのこと。
ちょっと複雑で分かりにくいですね。
トラノコ ポイントで投資
トラノコはお買い物の「おつり」を自動で投資するサービスです。
あらかじめ登録しておいたクレジットカードや電子マネー等で買い物し、トラノコ提供サービスや提携家計簿アプリを通じて、おつりデータを選択するだけで自動で投資される仕組みとなってます。
しかも、トラノコではおつり投資だけでなくポイントを投資できるサービスがあるんですね。
トラノコでは以下の提携ポイントを使用できます。
出典:トラノコ
特徴として、他のポイント投資サービスではクレジットカードのポイントがメインでしたが、トラノコはクレジットカードは存在せず、提携ポイントで投資できることです。
ポイント投資サービス比較一覧
各ポイントサービスを比較してみました。
楽天ポイント | 永久不滅ポイント | インヴァスト証券 | トラノコ | |
---|---|---|---|---|
概要 | ポイントで投資信託を買付 | ポイントを疑似運用 | ポイントが自動的に投資 | ポイントで投資信託を買付 |
対象ポイント | 楽天スーパーポイント | 永久不滅ポイント | インヴァストカード利用額の1% | PointExchangePoint G-Point |
サービス利用料 | 無料 | 無料 | 無料 | 月額300円 |
投資方法 | 自分で商品を選択 | 2つのコースから選択式 | 自動選択 | 3つのコースから選択式(ロボアド) |
投資対象 | 楽天証券が扱う、全投資信託 | 投資信託 | トライオートETF | トラノコファンド (ETF) |
運用コスト | 買付けた投資信託の運用コスト | 無料 | 約0.9%+Libor | 運用報酬:純資産の0.3% その他:純資産の0.1%程度 |
証券口座 | 楽天証券口座が必要 | 不要 | インヴァスト証券口座が必要 | トラノコの口座が必要 |
各項目について見ていきましょう。
対象ポイント
楽天ポイント、インヴァストカードは還元率1%で投資原資が貯まりそうですが、永久不滅ポイントは還元率0.5%なのでポイント貯めるのが難しいそうですね。
トラノコは今後提携先が増えると投資可能なポイントが増えることが期待できますね。
サービス利用料
トラノコの月300円は致命的です。
年3,600円かかる訳ですから、もしポイント投資で10,000円投資したら、一年後には利用料が引かれて6,400円になります。
確実に36%暴落するのと同じですからね。
その為、ポイントだけでサービスを利用するには向いてなさそうです。
※利用料は按分されますので、投資額が大きい程コストの割合は小さくなります。
なので、まとまった金額を投資するのであればコストは気にならないかもしれません。
(例えば100万円だとコストは投資額の0.36%まで低下します。)
投資方法
楽天ポイントでは、多数ある投資信託の中から選択して買付することができますので、積極的に投資をしたい方向けと思います。
その他サービスは、2,3つからの選択式や自動選択になりますので、初心者や投資に時間をかけたくない方向けとなります。
運用コスト
楽天は買付した投資信託によりますので、商品しだいで低コストも可能です。
不勉強で恐縮ですが、インヴァスト証券は大体1%程度になるのかな?
ちなみにLibor(ライボー)とは各国通貨調達にかかる変動する金利のようです。
トラノコは利用料だけでなく、運用コストもかかるんですね。(約0.4%)
ちょっとコストかかりすぎでは・・・。
まとめ
比較した結果をまとめると以下の印象でした。
- トラノコは利用料、運用コストが高いので、ポイント投資としては×
- 永久不滅ポイントは面白いサービス且つ、低コストだが、投資原資であるポイントが貯まりにくい
- インヴァスト証券はポイントも貯まりやすそうだし、全て自動で投資されるので良いが、投資先が分かりにくい
- 楽天ポイントはポイントは貯まりやすいが、全て自分で選択する必要があるので手間がかかる
永久不滅ポイントは非常に興味深いですが、今からポイント貯めるのは心が折れます。
また、調べる前には知らなかったですが、1から始めるならインヴァスト証券は結構魅力的ですね。
と、一番重要なことを忘れてました・・・。
私が現在保有するTポイントやエポス、その他ポイントは投資できるのか?ってことです。
残念ながら、現時点ではどのポイントも投資不可みたい・・・。
という訳で結論です。
現在保有中のポイントを投資するには
- 楽天ポイントは「投資信託ポイント買付サービス」で投資信託を買付ける。
- その他のポイントは投資以外で使用するか、現金化して投資原資にする。
早く交換した楽天ポイントで買付できるようにして欲しい・・・。
関連記事です。↓
実際に楽天ポイントで投資信託を買付してみました。