実は私、FXシステムトレードを2018年4月から開始しました。
弊ブログの趣旨と異なるので、扱うことはためらったのですが、投資家たるものいろいろ試したくなるもの。
その中で、FXシステムトレードが流行っているということを嗅ぎ付け、早速実践することにしました。
もし、高リターンが望めるのであればマネーマシンになり得るかもしれません。
その為、この1か月間の運用結果含め、記事することにしました。
ステムトレードとは?
システムトレードとは、自動売買取引といってあらかじめ決めておいたルール(システム)に従って機械的・継続的に行う取引のことです。
相場の値動きに沿って自動的に売買を繰り返すので、効率的に利益を狙うことが可能です
また、一定価格の変動があるたびに取引を繰り返してくれる特性が強みとなるので、レンジ相場で有効となります。
出典:アイネット証券
上記図がシステムトレードの利益確定イメージです。
上昇相場でなくレンジ相場でも売買を繰り返し、細かく利益を確定させていますね。
では、システムトレードのメリット・デメリットを確認していきます。
メリット
- トレーダーの不安心理や期待感といった感情を排することで多くのFXトレーダーの敗因になっている感情による判断ミスを回避
- 24時間自動的に売買を行うことで、利益獲得のチャンスを広げることが可能
デメリット
- あらかじめ決めたルールがすべての相場状況に通用するとは限らない
- 相場の急変時に対応できず、ロスカットになる可能性がある
アイネット証券のループイフダン
システムトレードを行っている証券会社は複数あります。
その中でもトラリピが先駆者ということで、最初に検討しましたが、コスト面が良くないということが分かったので、最終的にアイネット証券のループイフダンを選びました。
理由は、
- 比較的低コスト
- 設定が簡単
- 利用者が多い
コストは最低では無いですが、特に設定が簡単な点に注目しました。
出典:アイネット証券
上記図の通り、ループイフダンでは「通貨ペア」、「買い or 売り」、「値幅」だけを選択すれば設定完了です。
例えば、通貨ペアとしてUSDJPY(ドル/円)を選択した場合、B10,B15,B25,B50,B100とS10,S15,S25,S50,S100の10つから選択するだけです。
Bは買い、Sは売りを表し、数字は銭を表してますので、B50は「50銭単位で買い注文を繰り返す」ことを意味してます。
たったこれだけ。とっても簡単ですね。
私は、システムトレードをメインの投資(投機?)にするわけではないので、時間をかけず、簡単に設定可能なループイフダンを選んだわけです。
私がFXシステムトレードを実践しようとした理由
私はFXでロスカットして以来、FXから足を洗ってました。
FXはゼロサムゲームなので、誰かが得すれば、誰かが損するシステムであることは理解しており、相場を出し抜くことは難しく、勝ったとしてもそれは運に他なりません。
しかし、過去の為替相場は特定のレンジ内で動いており、そのレンジ内でシストレの設定をすれば、必ず利益を上げられるのではないか?と考えたからです。
以下はドル/円の為替チャートです。
過去10年のレンジは、約80円~120円で推移していることが分かります。
ということは、80円~120円に対応可能な設定をしてあげれば、この間の相場は放っておいても利益を上げられる可能性が高いわけです。
ループイフダンでは、値幅毎に変動額に対応した必要資金額の目安が確認できます。
以下を確認すると、30円の変動に対応する為の、最低必要資金は「値幅が100銭(1円)」を選択した場合の、「632,400円」になることが分かります。
余裕をみて、多めの約70万を入金し、B100を選択し、稼働させれば30円までの相場変動に耐えることができるわけですね。
現在約109円ですので、79円~139円のレンジ内で100銭(1円)毎に売買を繰り返し、利益確定するマシーンが出来上がります。
一番のリスクはロスカット
システムトレードの最大のリスクはロスカットです。
ロスカットになると、全額溶けます。
その為、ロスカット強制実行を回避すべく、過去のレンジに合わせた目安必要資金を準備することと、急な価格変動時の設定解除のルール決めが重要であると考えます。
目安必要資金については先程説明した通りです。
設定解除のルールは、為替がどこまで動いたらループイフダンの設定を解除するかを決めておくということです。
私は、105円で設定開始しているので、急に90円まで円高になったら、一旦設定を停止しようとしてます。
90円まで円高になった場合、多数のポジションを持つことになり、含み損も多く抱えた状況になると想定されます。
しかし、大局的にみれば円安方向に戻りますので、戻った時に売れば良いのです。
最も怖いのは強制ロスカットですので、ロスカットしないことだけを考えて、相場に挑むことが重要と考えます。
米国株投資と比較したリターンも重要
正直、私はロスカットを回避しつつ、レンジ内でループイフダンを稼働させれば、それなりに収益がプラスになると考えてます。
しかし、プラスになれば良いってわけではないんですね。
その為、メインの投資である米国株投資とリターンを比較する必要があると考えてます。
比較した結果、米国株の方がより良いリターンが上げられるとなると、ループイフダンに投資したお金を米国株に投資した方が良かったじゃん!ってなるからですね。
要するに、機会損失です。
FXにはロスカットという最も恐ろしいリスクがありますので、米国株と比べると最低でも7%~10%程度のリターンを期待したいところ。
(AT&Tの配当は6%程度なので、7%ぐらいだったらAT&Tに投資した方が良さそうですが・・・)
リターンを確保できないのであれば、米国株に投資するまでです。
途中ですが・・・
1記事に全て書こうと思いましたが、想像以上に長文になってしまいました・・・。
その為、私が実行している設定内容と、運用実績については以下記事に書きました。
引き続きご覧頂ければ幸いです。
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