ループイフダン(FXシステムトレード)の2018年6月の結果報告です。
6月前半は急激に円安に振れました。
しかし、後半は米中貿易摩擦の懸念から、激しい動き(円高)が想定されましたが、意外と109.7~110.5ぐらいのレンジ相場でおさまっていた印象です。
これにより、1円のレンジで設定している私のループイフダンは、後半の相場ではほとんど動きがありませんでした。
2018年6月の売買履歴
売買履歴です。
期間は6/1~6/30です。
私のトレード設定は以下の2つです。
B100(USD/JPY)・・・米ドル/円を100銭単位で売買を繰り返す
B80(AUD/JPY) ・・・豪ドル/円を80銭単位で売買を繰り返す
USDJPYの取引は全1件。
売りが1件でした。
AUDJPYの取引は全9件。
買いが5件、売りが4件でした。
売りで利益確定しますので、今月は計5件利益確定しています。
やはりUSDJPYについては、早々に100銭(1円)以下のレンジ相場に入ってしまったことにより、売買が成立していないことが分かります。
AUDJPYも動きが無いと思ってましたが、意外と大きく動いており、その分売買も頻繁にされていました。
取引タイミングをチャートで確認
視覚的に分かりやすいので、チャートで売買履歴を確認していきたいと思います。
以下にUSUJPYとAUDJPYのそれぞれのチャートを用意しました。
〇で示している箇所が取引が発生したところです。
以下、凡例です。
- 黄色の〇が「買い」
- 緑色の〇が「売り」
USDJPYチャート
6月は、前半に1ドル110.14円でポジションを取った後は、小幅なレンジ相場がずーっと続き、そのまま6月が終了しました。
この結果、100銭単位の売買では、小幅なレンジ相場においては機会損失となることが証明された良い例となりました。
AUDJPYチャート
5月に引き続き、6月前半から中盤では、大きなレンジで動きました。
その為、売買を繰り返し、いい感じに利益確定できていることが分かります。
しかし、6月後半ではレンジが小幅に変わり、売買されなくなってしまいました。
また、6月中盤で買いポジションを4回取っており、内1回は売れましたが、残りのポジションは含み損となってます。
運用実績
今月の運用実績は+4,360円でした。
ループイフダンを開始した4月からの利益確定累計は+16,248円で、含み損がー2,400円ですので、現状は+13,848円となります。
3か月の運用実績より、1か月辺り大体4,000円~5,000円の利益が上げられることが分かりました。
ということは、1か月平均で4,500円とすると、
(4,500円×12か月)÷700,000円=0.0771…
となりますので、年間利回りは約7.7%となります。
意外と悪くないです。
最後に
ループイフダンを3か月運用し、大体7.7%ぐらいの利回りを確保できることが分かりました。
今月投資したAT&Tの利回りは約6.2%ぐらいですので、一見するとループイフダンの方が良い気がします。
しかし、FXの最大のリスクであるロスカットを考えると、もうちょっと利回り高くないと、AT&Tをはじめとした高配当の米国株へ投資した方が、賢明な感じがします。
私がロスカットする可能性より、AT&Tが倒産する可能性の方が低いわけですし。
というわけで、利回りを上げるべく、特に売買が成立していないUSDJPYのループイフダン設定を以下とし、再度3か月間検証していきたいと思います。
B50(USD/JPY)・・・米ドル/円を50銭単位で売買を繰り返す
但し、これはロスカットリスクを上げることにもなります。
これまで20円~25円の値動きに耐えられる設定でしたが、変更により約15円の値動きまでしか耐えられなくなりそうです。
その為、10円以上円高になった場合には、即ループイフダンを停止するルールで運用しようと思います。
↓関連記事です。
ループイフダンの2018年5月運用実績について書いてます。