先日、保険の見直しをしました。
保険については、当時全くの不勉強でしたので、某都銀の相談窓口の門を自ら叩きました。
もちろん、言われるがままに保険に複数加入したことは言うまでもありません(笑)
まさに、カモネギですね。
ずーっと見直そうと思ってましたが、行動できてませんでした。
しかし、先日節約の記事を書いた通り、現在の私は節約に火がついている状態。
そんなことで保険を見直すことにしました。
見直し前の保険
以下に私が勧められるままに加入した保険をざっと紹介します。
全部で5つ、合計保険金額は月々約27,000円にもなります。
医療保険
■某保険会社A
保険料 :約2,300円
入院給付金 :5000円
手術給付金 :入院給付金の10倍~20倍
払込期間 :終身
■某保険会社B
保険料 :約2,300円
入院給付金 :5000円
手術給付金 :入院給付金の10倍~20倍
払込期間 :終身
概ね同じ内容のような保険に2つ入ってました。
入院給付金は合わせて10,000円になります。
生命保険(積立型)
■某保険会社C
保険料 :約10,000円
基本保険金額 :300万円
払込期間 :15年
■某保険会社D
保険料 :約10,000円
基本保険金額 :500万円
払込期間 :27年(60歳まで)
共に積立タイプの生命保険なので、基本保険金額(死亡・高度障害時)は掛け金のわりには少ないです。
都民共済(総合保障2型)
保険料 :2,000円
入院給付金 :5,000円
基本保険金額 :400万円~1,000万円
払込期間 :終身
都民共済は勧められたのではなく、自ら加入していた保険です。
保険見直し内容とその理由
見直し内容を簡単にまとめると
- 医療保険を1つにした
- 生命保険を1つにした
- 都民共済を解約した
となります。
医療保険の見直し理由
当時の私は知らなかったのですが、日本の保険制度に高額医療費制度というものがあります。
例えば年収600万の人が、月に100万円の医療費がかかったとしても、本制度を利用すれば8,7430円しか支払う必要はありません。
では、医療保険は何に効力を発揮するかというと、上記高額医療制度で保障されない先進医療費、差額ベッド代の補填として利用することになります。
私は特に先進医療費が気になるので、一応1つは加入継続することにしました。
(まー、先進医療にかかるケースは稀だと思いますが・・・)
生命保険の見直し理由
私が生命保険に入ったことによる一番の過ちは、積立型に入ったことです。
しかも、2つ。
当時の私は「60歳まで積立てすれば全額戻ってくるし、しかもその間に死亡しても保険金がもらえる」なんて素晴らしい商品なんだ!って思いました。
60歳まで積立てたお金が拘束されることによる機会損失って考えが無かったんですね。
しかも、年利が1.7%くらいだったので、インフレ率にも及ばない可能性があります。
(インフレ率に合わせて利回りも上がる可能性は高いですが・・・)
現在の発想であれば、積立てたお金を増やすって発想になるので、わざわざ保険の積立てを選ぶ選択肢は無いですね。
しかし、今解約すると解約返戻金で30%~40%目減りします。
その為、15年払込の保険については残し、60歳まで払込う保険は解約することにしました。
(15年払込の保険は15年後は目減りしないので、払込期間まで付き合うつもりです。)
およそ5年間の支払いなので、損したお金は勉強代として諦めました。
都民共済の見直し理由
個人的には返戻金があるので嫌いじゃないのですが、途中で入っても保険料が変わらない点と、年を追うごとに保障内容が先細っていくデメリットがある点を考慮し、解約することにしました。
家族構成が変わったら再加入するかもしれません。
最後に
今回は保険を見直すことで節約してみました。
これにより、毎月の保険料が月々約27,000円⇒約12,300円まで減らすことができたわけです。
とはいえ、このお金を永遠に貯金に回すのでは、積立保険しているのと変わりません。
なので、このお金はつみたてNISAに回して、投資信託に投資していこうと目論んでます。
しかし、既に私のつみたてNISA口座は満額で積立している状況。
というわけで、妻につみたてNISA口座を開設してもらう交渉をするつもりです。
妻の口座で積立てすることで、結果的にいざという時の妻への保険にもなりますし。
↓関連記事です。
過去に今回解約した保険の機会損失について書いてました。
気づいていたのにもかかわらず、解約するのに時間かけてしもた・・・。
まだ妻の口座もできていないですが、つみたてNISAでどの商品を積立てするか考えるだけで楽しいです。
新商品も続々登場していますしね。