投資のヒント

私が考える、月々1万円の投資方法とは?

投稿日:2018年9月22日 更新日:

 

現在、私は毎月20万程度投資に回すことができています。

しかし、家庭環境の変化(子供を授かったり)や収入減などにより、いつ投資資金が確保できなくなるか分かりません。

 

その為、もし毎月の投資資金が減ってしまったと想定し、私ならどう投資していくか?を考えてみることにしました。

 

今回は、毎月の投資額が1万円の場合を想定してみることにします。

 

給与が少なく、消費が多い20代~30代が該当すると思いますので、ご参考になればと思います。

 

毎月1万円の投資方法は?

 

私が考える、毎月1万円の投資方法は以下です。

 

  • 節約で投資資金を2.3万円に増やす
  • idecoを利用する
  • (idecoが利用できない場合は)つみたてNISAを利用する
  • 米国株式市場連動のインデックスファンドに投資する

 

もちろん理由がありますので、1つづつ見ていきましょう。

 

節約で月2.3万円の投資資金を作る

 

早速、月1万円で投資という前提からずれてしまうのですが、そもそも毎月1万円投資してもそこまで大きな資産にはなりません。

その為、月1万円しか投資に捻出できないのであれば、捻出する金額を増やすことを考えた方が良いです。

 

投資資金を増やすためには、「収入を増やす or 支出を減らす」しかありません。

もっとも手っ取り早いのが支出を減らすことです。

 

とはいえ、食費や趣味などの流動費を削ってもストレスが溜まり、長続きしません。

なので固定費を見直すのがベター。

 

以下が3大見直し効果が高い固定費と思いますので、可能な限り見直ししましょう。

  • 居住費
  • 保険料
  • 通信費

 

独身であれば保険に入る必要は無いですし、通信料は格安SIMに変えれば、月1万程度の差がでる可能性もあります。

 

また、上記以外だと車を手放すのが節約効果が高いです。

交通機関が充実している大都会に住んでいるのであれば、車は贅沢品に他なりません。

 

idecoを利用する

 

なぜ投資資金が2.3万円か言うと、idecoの拠出上限(企業年金未実施の会社員が対象)だからです。

 

idecoは、拠出した全額が控除対象となりますので、節税効果も期待できますし、投資の運用利益も非課税となりますので、使わない手はありません。

 

以下は22歳で社会人となり60歳までの38年間、idecoを利用した場合のシミュレーションです。

 

リターン5%と仮定して、約3,000万円の資産を作ることができます。

 

しかし、上記はあくまでも拠出金だけで試算したもの。

ここに節税した分を考えると、年収500万と仮定した場合、年間4.3万円の節税効果がありますので、38年で約160万の節税効果が期待できることになります。

出所:ろうきん節税シミュレータ

 

但し、一番のデメリットとして60歳まで拠出したお金は引き出すことができませんので、長期投資を考えていないのであれば、以下に紹介するつみたてNISAの方が良いでしょう。

 

idecoの枠が無いなら、つみたてNISAを利用する

 

もし、勤務先で確定拠出年金を実施している等の理由により、枠が無いという場合には、つみたてNISAを利用します。

つみたてNISAは、ideco同様に投資の運用利益は非課税になりますが、所得税の控除対象にはなりません。

 

投資限度額は年間40万ですので、月にすると約3.3万円となります。

2.3万円だと限度額まで利用できずにもったいないですが、20年間非課税なので特定口座、一般口座を利用するならNISA口座を利用した方が良いです。

 

NISA口座であれば売ることもできるので、マイホーム購入など短、中期的に投資資金を使う予定がある方にはidecoより使い易いと思います。

まー、つみたてNISAは長期投資向けなので、可能なら20年積立したいところですが。

 

尚、一般NISAを利用する方法も考えられますが、非課税期間が5年と短いことと、年120万の枠をほとんど使い切れないので、つみたてNISAの方が良いと考えました。

 

投資対象は米国株式市場

 

投資対象は、米国株式市場に連動するインデックスファンドが良いです。

 

理由は過去に記事にしていますので、ご覧頂けると幸いです。

 

具体的には

  • 楽天・バンガード・ファンド(全米株式) ※楽天VTI
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • iFree NYダウ・インデックス

などが挙げられます。

 

特に、分散が効いていて、信託報酬が低い楽天VTI、eMAXIS Slim 米国株式が良いですね。

idecoでは楽天証券で楽天VTIを扱っており、SBI証券(セレクトプラン)でeMAXIS Slim 米国株式を取扱い開始します。

 

ちなみに、NYダウ・インデックス連動商品としては、SBI証券(オリジナル/セレクトプラン)で「iFree NYダウ・インデックス」、マネックス証券で「たわらノーロード NYダウ」として取扱ってます。

 

最後に

 

毎月の投資資金1万円で、どう投資するかを考えてきましたが、まとめます。

 

月々1万円で、私が今から投資を始めるのであれば、

 

節約して投資資金を2.3万円に増やし、「SBI証券でideco口座(セレクトプラン)を開き、eMAXIS Slim 米国株式に投資する」 or「楽天証券でideco口座を開き、楽天VTIに投資する」

 

と思います。

 

これが、現段階での最適解だと考えます。

 

 

 

↓合わせて読んで頂きたい記事。

 

楽天証券で扱うidecoのおすすめ商品ベスト3です。

 

SBI証券(セレクトプラン)で扱うidecoのおすすめ商品ベスト3です。

 

SBI証券(オリジナルプラン)で扱うidecoのおすすめ商品ベスト3です。

 

マネックス証券で扱うidecoのおすすめ商品ベスト3です。

 

 

 

 

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