SBI証券では、2005年から提供している現行のプランを「オリジナルプラン」、2018年11月に新たに設定するプランを「セレクトプラン」とし、2つのプランからの選択式となります。
今回は上記2つのプランの「セレクトプラン」で扱う商品ラインナップのおすすめ商品ベスト3を紹介します。
SBI証券(セレクトプラン)の特徴は?
一言でいえば、いいとこどりです。
特に、信託報酬が安いことで人気のある、eMAXIS Slimシリーズが充実してます。
それ以外でも、SBIアセットマネジメントの雪ダルマや、レオス・キャピタルワークスのひふみ年金、セゾン投信のセゾン資産形成の達人ファンドなど人気のある商品を搔き集めたという印象ですね。
SBI証券(セレクトプラン)の商品ラインナップ
「低コスト」と「多様性」にこだわって選定した 34 商品です。
出所:SBI証券
「低コスト」と「多様性」と言うだけあって、信託報酬が安いです。
インデックスファンドであれば、0.2%以下がザラにあります。
むしろ0.2%では高い方になりますね・・・・。
また、個人的には米国市場の株価指数である、ダウ平均株価とS&P500に連動するファンドを扱っていることに多様性を感じました。
これまで、(idecoで)S&P500に連動するファンドを扱っている金融機関は無かったからです。
米国以外でも、全世界や先進国へ投資可能なファンドも良い感じで扱っており、選ぶのに目移りしてしまいますね。
SBI証券(セレクトプラン)のおすすめ商品ベスト3
私の商品選びの基準としては、まずアクティブファンド、コモディティ、ターゲットイヤーなど複雑な商品は除外します。
大体難しい商品は信託報酬も高いですので。
まー、要するにインデックスファンドということになります。
そして、日本関連も除外します。
長期運用において、自国に絞るのはあまりにもリスクが高いからですね。
上記基準をクリアした、私のおすすめ商品ベスト3を紹介します。
第3位
ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)
信託報酬 :0.11772%以内
総資産 :22,948百万円
MSCIコクサイ・インデックスは、日本を除く世界の先進国で構成されたベンチマークです。
とはいえ、その半分以上は米国です。
また、成長が鈍化している先進国が含まれているけど、成長が期待できる新興国は含まれないという中途半端なイメージです。
なので個人的には3位とさせて頂きました。
ちなみに3位が一番悩みました。
なぜなら、信託報酬は同じで、総資産が高い「ニッセイ外国株式インデックスファンド」がいるからです。
しかし、ニッセイ外国株式インデックスファンドはトラッキングエラーが度々発生しているという話もあり、今回はeMAXIS Slim 先進国株式インデックスを選びました。
第2位
ベンチマーク:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円換算ベース)
信託報酬 :0.15336%以内
総資産 :2,398百万円
日本を除く先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資効果をめざしたファンドです。
日本が除かれているので、楽天VTより分散効果は低いです。
その為、どうしても日本も加えたいという場合には「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」をトッピングすることで全世界への投資が可能になります。
ちなみにVTの日本株保有率は約8%です。
個人的には、十分に分散されているので、これ一本で十分だと思います。
第1位
ベンチマーク:S&P500
信託報酬 :0.1728%以内
総資産 :4,537百万円
S&P500指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果をめざしたファンドです。
ついにS&P500をベンチマークとしたファンドがidecoで扱われることになりました。
バフェットも没後には、妻に「資金の90%をS&P500に投資せよ」と伝えているくらい、S&P500への投資を推奨しています。
今後も米国の成長を信じられるのであれば、これ一本で行きたいところですね。
最後に
ベスト3は全てeMAXIS Slimシリーズとなってしまいました。
SBI証券の「セレクトプラン」は、現時点のニーズにマッチした商品ラインナップとなっており、逆に選ぶのが難しいですね。
明らかに信託報酬の差が大きかったりすれば、判断が容易ですが、どの商品も安いので。
とはいえ、eMAXIS Slimシリーズはどの商品も運用期間は短いので、トラッキングエラーやコスト増等をウォッチしていく必要はありそうです。
ちなみに私は、S&P500への投資をしていないこともあり、これを機に「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」一本でいこうと思ってます。
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