実は私、2018年の最終売買でSBI証券の取引制限に該当してしまい予定通りに売買できませんでした。
今後同じ境遇の方がいれば参考にして頂きたいのと、今年(2019年)に同じ過ちを犯さないよう自分の為に記事にしたいと思います。
2018年12月26日に売買されるはずだったが・・・
私はSBI証券の定期買付サービス(キャンペーン中)を利用し、毎月25日にVTI、VTを買付する設定にしていました。
2018年12月25日はクリスマスで米国市場は休場なので、取引は翌営業日の26日に行われるはず。
しかし、28日にSBI証券サイトで売買履歴を確認したところ、VTI、VT共に「発注できず(取引制限)」となってました。
もちろんパニックです(笑)
SBI証券に対してルール違反を犯した?システム障害?クラッキングされた?などといろいろ不安要素が浮かびました。
発注不可事由は取引制限
一旦落ち着いて考え、通常約定したときにメールが来ていることを思いだしたので確認してみることに。
そうすると、多少情報がありました。
今回発注ができなかった原因は以下が考えられるとのこと。
- 設定金額(発注金額)の概算買付株数が1株に満たない
- 設定金額(発注金額)分の円貨または外貨余力が口座内にない
んん?どちらも問題ないはずです。
定期買付けで指定した金額は1株以上ありますし、ドルは買付の為に事前に2,000ドル準備してます。
メールのもっと下を確認すると、発注不可事由に取引制限とありますが、この理由が分かりません。
原因は「契約締結前交付書面」の確認漏れ
たまたま平日だったので急いでSBI証券に問い合わせしたところ予想外の回答が・・・・。
「お客様は確認期限付きの各種契約締結前交付書面に同意頂けていない為、お取引を制限させて頂いております」
え!そんなお知らせあったっけ?
早速「重要なお知らせ」を確認してみると
確かに確認期限付きとして来てました。
しかも、
「同意頂けない場合には取引を制限させて頂きます」という文言もバッチリあります。
そう、原因は私の確認不足だったのです ( ノД`)シクシク…
米国株・ETF定期買付サービス利用の方は要注意
今回の事件(勝手に12・26事件と命名)から、定期買付サービスのヘビーユーザは注意が必要だと感じました。
なぜなら、定期買付サービスは何もしなくても自動買付で手間がない分、気付きにくいのでは?と思ったからです。
手動買付の場合だと、買付時に約定できないので直ぐに気づくことができます。
しかし、自動だと必ず約定しているだとうと思い込んでしまい、確認しないケースが考えられるからです。
(メール送信設定をしていても頻繁に届くと無視してしまいがちですし)
そうすると、ずっーと買付されていると思っていたのに、実は全く買付されていないという機会損失になりかねません。
このことから、定期買付サービスを利用されている方は、(通常何もする必要はないかもしれませんが)年末にSBI証券から来るお知らせは必ず確認することをお勧めします。
最後に
結局、定期買付サービス設定を12/31に設定し、VTI、VT共に買付することができました。
しかし、それでも若干ショックを引きずっています。
なぜなら本来安値で仕込めるはずだった株価を高値で仕込むことになってしまったからです。
そう、12/24に株価が暴落したんですね。
VTIは12/24では119ドルでしたが、12/31には127ドルまで回復してます。
(まー、12/26の始値が119ドルではなかったはずなので、実はそれほど差がなかったかもしれませんが。)
とはいえ、毎年来ることが分かっている契約締結前交付書面を確認していれば、こんな事にならなかったので自業自得。
同じ轍を踏まないよう精進します(._.)
↓合わせて読んで頂きたい記事です。
私の失敗事例第1弾です。
私の失敗事例第2弾です。
私の失敗事例第3弾です。