先日、何となく楽天銀行の取引履歴を見ていたら利子が支払われていることに気づきました。
大したことない金額かもしれませんが、私にとっては配当金を貰ったくらいの喜びが得られるレベル。
逆に言えば、この利子をどう考えるかでマネーリテラシーの有無が問われるのではないかと思いました。
楽天銀行の受取り預金利息は年2,592円
楽天銀行から3/31に1,296円の預金利息を頂きました。
預金利息は3/31と9/30の年2回支払われるみたいなので、預金金額が不変であれば9月も同じ1,296円になるので年合計2,592円ですね。
引かれた税金20%を考慮すると、額面は約3,110円です。
現在の預金残高は約3,270,000円ですので約0.1%の金利であることが分かります。
大手銀行の受取り預金利息なら26円
それでは大手都市銀行ではどうでしょうか?
大手都市銀行の普通預金金利は0.001%という超低金利です。
同じく3,270,000円を預金していた場合、3,270,000円×0.001%となり、その額はなんと約26円です。
金額が大きければ大きい程、その差は膨らみます。
もし1億円を預金しているのであれば、楽天銀行なら80,000円ですが、大手銀行だと800円ですからね。
楽天銀行に預金、マネーブリッジするだけで金利0.1%になるのに・・・
出所:楽天銀行
楽天銀行では、楽天証券口座とマネーブリッジという口座連携をするだけで、通常0.02%の預金金利が0.1%になります。
もちろんマネーブリッジ設定は無料。
デメリットとしては、楽天証券口座を作る必要があることでしょうか。(口座作成も、もちろん無料です)
しかし、私の周辺では楽天銀行を利用している人など聞いたことないのが現状です。
むしろ、楽天銀行は最近システム障害が発生したばかりなので、印象悪いですね。
個人的には、システム障害により敬遠する方も多いですが、通常頻繁に取引しない口座として利用するのであれば、全く問題ないと思ってます。
実際、私はシステム障害で何の影響も受けませんでした。
とはいえ、倒産リスクを考慮すると1000万以上の預金はせず、分散させた方が良いとは思いますけど。
投資もいいけど、まずは無リスクで増やせる仕組みづくり
最近私の周りでも投資を始めたって人が増えてきてます。
しかし、いざお金の話(例えば節約、ローン、金利等)となると、あまり考えていないし、興味すら持ってくれません。
恐らく、そういう人は投資をギャンブルと思っていて、短期間の成果を求めるので配当や利息など微々たる利益には興味がないってことだと理解してます。
というか私も同じ考えだったので間違いないでしょう。
とはいえ、無リスクで高いリターンを得られるのであれば、投資などする必要はありません。
であれば、まずは無リスクで増やす仕組みを作り、それでも満足のいくリターンが得られないのであれば投資する、というアプローチが自然ではないかと思います。
でも意外と無リスクでお金を増やすってことを実践していない人が多い印象なんですね。
(私の周りだけかもしれませんが・・・)
最後に
2,592円と26円どっちが欲しい?
って聞くと全員が2,592円と答えると思います。
しかし、楽天銀行と楽天証券口座をマネーブリッジでそこに入金して・・・・すると26円が2,592円になるよ。
って言うと、途端に面倒になり2,566円をドブに捨てる人が多いのではないでしょうか?
確かに2,500円程度は微々たる金額かもしれません。
が、少しの手間でこれを得ることを選択するか否かが、今後のマネーリテラシーの差となり、いずれ大きな貧富の差となるかもしれませんね。
↓合わせて読んで頂きたい記事です。
三井住友銀行なら、ポイントを使うことで金利1%にすることも可能です。
投資も大切ですが、基本は倹約に努めることが重要ですね。