非常事態宣言で5月は家に籠りきりだったこともあり、本を何冊か読みました。
そのほとんどがお金に関する内容のもの。
以前は小説を読んでましたが、最近はお金に関係する本ばかりですね。
良くも悪くも。
(読んだ本の内容が偏っているかもしれませんが)どの本も経済的に成功する(お金持になる)方法は大体同じことが書かれていることに気づきます。
その方法とは誰にでもできる3つの事だけです。
稼いだお金は全て使わず貯蓄する
貯金できないのは収入と支出が同じ、又は支出の方が多いというのが理由です。
(一見当たり前のことですが、)実際にはこれを理解できていない人が多いので、3人に1人が貯蓄ゼロという現実があるのです。
収入より支出を小さくすればおのずと貯蓄できるわけですが、どの本でも有効な方法として先取り貯蓄が紹介されてます。
先取り貯蓄の優れているところは、残ったお金だけで生活せざる得なくなる点と、もし収入が増えても生活水準を一定に保つことができる点ではないでしょうか。
では、収入の何割を貯蓄するのが良いのか?というと、この点は各書籍によってさまざまですね。
「バビロンの大富豪」では収入の1割と書かれており、「私の財産告白」では収入の4分の1と書かれてたりします。
その為、まずは1割から始め、無理のない範囲で徐々にその割合を増やしていけばよいと思います。
お金に働いてもらう(投資をする)
先取り貯金でお金を貯める習慣がついてきたら、次はそのお金を利用してお金を増やすフェーズに入る必要があります。
貯蓄だけではお金持になれると書かれた本は読んだことはありません。
お金持はお金に働いてもらうことで、富を増やしているのです。
この思考の差だけで、未来の資産形成に大きな違いがでてくることは間違いありません。
ではお金に働いてもらうとは具体的には何なのか?
それは投資をすることです。
投資にも不動産、株式、債券、仮想通貨、FXと様々な種類がありますが、その中でも株式投資が有効だと書かれている本が多いです。
また、その中でも米国又は、全世界株式へのインデックス投資を勧めるものが多いですね。
「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」では、バンガードのVTSAXのみで十分だと主張しています。
日本ではVTSAXよりETFであるVTIの方が有名です。
ちなみに私もVTIをコアとして投資しています。
また、FIRE本である「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」や「FIRE 最強の早期リタイア術」でも基本はインデックスファンドへの投資が推奨されており、その再現性が魅力的な手法と言えます。
一所懸命働く
最後の要素、それは一所懸命働き稼ぐこと。
特に資産が少ない初期段階においては、大きく稼ぎ、節約を徹底することで、資産形成を早めることができます。
株式投資では資産の大きさ × 投資期間の長さがものいいます。
若いうちに種銭を大きく育て、長期間投資することで経済的自立も可能です。
先に紹介したFIRE本では本業でできるだけ多く稼ぐこと、副業することを推奨しています。
また、「バビロンの大富豪」でも働くことの重要性が書かれており、今も昔もその根本は変わらないと言えそうです。
最後に
誰でもお金持になれる3つのことについて書いてきましたが、全て聞いたことのあるような内容だと思います。
この3つは資産形成する上では王道であり、以前より使い古された内容だからです。
しかし、それでも同じ内容の本がたくさんあるのは、分かっていてもできない人が多いから。
その為、本内容を愚直に実行し続けるだけで、ほんの一握りの存在になれると確信しています。
↓今回の記事で紹介した書籍です。