mktrです。
ナショナルグリッド(NGG)を50株 2934.4USD(約332,500円)分を新規購入しました。
ビビりなところもあり、手数料負けしない程度で2回買付しました。
結果的に平均取得価格を約58.4USDに下げることができてます。
NGG購入の3つの理由
今回は相当迷いましたが、以下の3つの理由で購入に至りました。
NISA枠の消化
以前より個人的な課題となっていたNISA枠の残70万の消化の為です。
NISA枠での購入商品/銘柄はずっと悩んで、結局年末ギリギリまで引っ張ってしまいました。
結論として、外国税がかからないADRを選択することにしました。
↓NISAについて検討した記事です。
NISAに適した商品についての当初の考え方です。
NISA枠をADRで購入することに決めました
高配当・連続増配銘柄
ナショナルグリッド(NGG)は非常に高配当です。
現時点での配当利回りは5.02%と、5%を超えてきました。
これは増配したとかではなく、株価が下落傾向にある為、利回りを押し上げる結果になってます。
また、ポンド建てですと連続増配銘柄ということ。
ポンド建てだろうが連続増配は株主還元に前向きな企業ということを意味しますので好感できます。
公益セクターという安心感とバリュエーション
ナショナルグリッド(NGG)はウォリックに本拠を置く、送電およびガス供給事業者で、公益セクターに分類されます。
時価総額では世界5位ですが、日本では馴染みのない企業です。
業績では営業利益率が常に20%以上あり、とても安定してます。
また、NGGは持続可能で革新的でコストの安い価格のエネルギーソリューションの開発と導入を推進しており、こうした点も期待できる要素です。
バリュエーションについては、PERが17倍とS&P500に比べてもやや低い点も好感しました。
出典:MorningStar
実は、NGG購入を悩んだ対抗馬としてグラクソ・スミスクライン(GSK)がありました。
NGGとGSKを比べた時にNGGの方が安定感があることが決め手となってます。
これは個人的な考え方として、NISAはボラティリティが低く、高配当な銘柄の方が良いと考えているからです。
(NISAは5年という中期投資になるので、ボラティリティが安定しないのでは?ということから)
ただ、NGGはリーマンショック時に大暴落してますけどね・・・。
さいごに
NISA枠を使う目的もあり、ナショナルグリッド(NGG)を買付ましたが、今後買増していくかどうかは実は決めていません。
理由は、公益セクターは過去リターンがあまりよくないからです。
以前記事にさせて頂きましたが、セクター別のETFでは全10銘柄(不動産除く)のうち7位でした。
まだ不勉強な点が多々あるので、勉強しつつ、メインのポートフォリオに組み込むか検討したいと思います。
しかし、NISA枠として購入できたことは良い判断だったと思ってます。