私も保有しているバンガード米国高配当株式ETF(VYM)の銘柄入替があったみたいです。
ソースはhiroさんが運営するサイト「Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!」です。
毎日欠かさず読ませて頂いています(._.)
VYMは銘柄入替が少ないイメージがあったので、特に気にしていませんでいた。
しかし、聞いてしまうと気になるもので、どのような変化があったのか確認したいと思います。
銘柄入替はいつ行われたのか?
残念ながら、銘柄入替が行われた日が特定できませんでした。
ただ、バンガードの米国サイトを見ると、最新の更新日が「2018年6月30日」となっており、銘柄入替後の情報になってました。
日本のサイトだと、最終更新日が「2018年3月31日」となっており、入替後の情報が反映されていませんでしたので、銘柄入替は2018年3月31日~2018年6月30日の間で実施されたものと推測できます。
その為、今回は上記2つの日付時点の情報を比較していこうと思います。
保有上位10銘柄の変化は?
保有上位10銘柄にどのような変化があったのか確認してきます。
■2018年3月31日時点
出所:バンガード
■2018年6月30日時点
出所:Vanguard
マイクロソフト(MSFT)が完全に消えた・・・
一目瞭然なのが、最も保有率が高かったマイクロソフトが上位10銘柄から姿を消したことです。
マイクロソフトの利回りは1.5%付近であり、確かに高配当株とは言えないので、保有率トップには多少違和感ありました。
しかし、私がVYMに投資しているのは分散が効いていて且つ、保有していない株が上位10銘柄にあるという考えもあったので、マイクロソフトが消えたのは少し残念です。
ちなみにマイクロソフトは保有数を減らしただけだと思ってましたが、完全に売却されていました。
以下はVYMの全銘柄を”M”でソートした結果です。
赤枠がイニシャルが”M”で始まる銘柄となります。
出所:Vanguard
「Microsoft」が入っていませんね・・・。
408銘柄も保有しているのにもかかわらず、保有率トップだったMicrosoftを全売却したと思うと、単純に配当利回りが低かっただけなのか?と勘ぐってしまいます。
ベイライゾン(VZ)が上位10銘柄に
マイクロソフトが上位10銘柄から姿を消したということは、その穴を埋める銘柄があるはずと思い確認したところ、ベライゾン(VZ)が9位にランクインしてました。
ただ、以前が何位で何%保有していたか確認できなかった為、どの程度増やしたのか分かりませんでした。
まー、ベライゾン(VZ)の配当利回りは4.5%付近と高配当なので、ランクインするのは歓迎ですけど。
しかも、保有銘柄じゃないですし。
セクター別の構成比率は?
次はセクター別の構成比率を確認してきます。
■2018年3月31日時点
出所:バンガード
■2018年6月30日時点
出所:Vanguard
テクノロジーセクターは6.5%減
2018年6月30日時点の表は構成比率順になっていないので分かり難く申し訳ございません。
とりあえず目についたのは以前まで構成比率トップだったテクノロジーセクターが6.5%減の5位となっていることです。
ただ、これはマイクロソフトが消えた影響によるものと思います。
消費サービスは3.2%増
その他セクターを見ると、1%程度の増減はあるものの、以前と変化は無さそうでしたが、唯一、消費サービスセクターだけは3.2%増えていることに気づきました。
消費サービスセクターと言えば、amazon(AMZN)、ホームデポ(HD)、コムキャスト(CMCSA)そして、マクドナルド(MCD)が連想されます。
とは言え、高配当株ETFなのでamazonは無いと思いつつ確認しましたが、やっぱり無かったです。(当然なのですが・・)
ということは、その他の消費サービスセクターを買増した可能性が高そうですね。
しかし、これも以前の情報が無く調べられませんでした・・・・。
単純に株価が上がって本セクター全体の市場価格が上がっただけかもしれません。
最後に
VYMの銘柄入替内容を確認してきたわけですが、2つ程気になる点がありました。
1点目は、全体に対する上位10位の保有割合です。
31.3%→26.5%と4.8%も比率が下がってます。
マイクロソフトの7%が消えたので、比率が下がることは必然ですが、その割合を上位10位に割り当てたわけでは無いみたい。
実際に、上位10銘柄はそれほど保有率が上がっていないことは表からも分かります。
ということは、その他銘柄への割合を増やしたことになりますので、保有比率を細かく分散させているのかもしれません。
あと、もう一点気になるのは、テクノロジーセクターの割合が減ったことです。
もともと配当利回りが良いセクターでは無いので、これも必然なのかもしれませんが、リスク回避に舵を切っている可能性も考えられます。
尚、今回の銘柄入替による、(私の)VYMへの投資スタンスは変わりません。
↓関連記事になります。
高配当ETFのVYM、HDVを比較した記事です。
2018年3月時点の記事なので、今回の銘柄入替前の情報となってますが、結論は変わっていません。