2018年7月の売買履歴です。
エクソンモービル(XOM) を14株、1,149USD(約127,000円)を追加買付、
バンガード米国トータル債券市場ETF(BND) を15株、1,191USD(約132,000円)を新規買付しました。
私は1銘柄を売買手数料負けしない程度の、1,111ドル(約120,000円付近)で毎月買付してます。
今月もルールに従い、7月の最終取引日である31日に買付しました。
と、シレっとご報告させて頂きましたが、私の方針に反する行為をしてしまいました・・・。
それは債券のETFである、BNDを買付したことです。
私はこれまで株式(ETF含む)のみに投資するという方針を掲げ、実行してきました。
しかし、今月は何を血迷ったのか債券ETFを買付してしまったのです。
バンガード米国トータル債券市場ETF(BND)を買付した理由
とはいえ、理由無く買付したわけではなく、ちゃんとした理由(いいわけ)があります。
イールド・カーブのフラット化によるリセッション懸念
過去の歴史から見れば、逆イールドになるとリセッション入りするみたいです。
以下の図を見ると、逆イールドにはまだまだならなそうですが、1年前と比べるとフラット化しているのは事実。
すぐにリセッション入りするとは考えていませんが、このまま上昇相場に投資し続けるのが正しいのか?疑問に思ってきたというわけで、債券のポジションを取るに至りました。
利上げによる、債券価格下落
FRBの金利利上げを受けて、債券価格が下落してます。
現在の水準はリーマンショックから回復してきた2010年頃と同じくらい。
過去のチャートを眺めると(リーマンショック時は別として)80ドルに抵抗する形でレンジ相場となっています。
しかし、今回は80ドルを抜けており、投資妙味が出てきたと考えたわけです。
経験値を上げるため
よくよく考えると私は債券を買ったことが無いことに気づきました。
何事も経験して覚えるもの。
株式投資しか知らない私より、債券投資を覚えた私の方が経験値が高く、今後の投資人生に役にたつと考えたからです。
最後に
今回悩みに悩んでBNDを買付しましたが、正直なところ、若干後悔してます。
理由は以下2点
- 株価上昇で得られるはずのリターンが得られないという機会損失の可能性
- 投資方針のブレによる罪悪感
どちらかと言えば、罪悪感の方が大きいかな・・・。
とわいえ、長期的に見れば債券より株式投資の方が、リターンは高いと考えている為、今回買付したBNDはいずれ株式投資に回そうと考えてます。
今回は、現金で保有しているよりは債券に投資した方が、分配金も出るし、上記の通りキャピタルを得られる可能性もあるので良かったのかなと・・・・自分に言い聞かせてます。
今後もBNDを買い増ししていくか否かは、相場の状況も考慮し、検討したいと思います。
↓関連記事です。
2018年6月の売買履歴です。
記事では触れていませんが、今月XOMを買付した理由は、保有数のバランス調整です。
以下は前回XOMを買増しした記事です。
過去にNIISA口座でのBNDを検討した際の記事です。
BNDは大変優れた商品だと思います。