前回、米国個別銘柄選びに悩んでいるという内容を記事にさせて頂きました。
その結果、現在保有できていないけど、今後保有したいセクターの以下6銘柄ということが分かりました。
生活必需品 :2銘柄
ヘルスケア :1銘柄
一般消費財 :1銘柄
金融 :1銘柄
その他 :1銘柄
今回は、以前より気になっていた銘柄、且つ、上記セクターに該当する銘柄をご紹介したいと思います。
紹介といっても、どれも有名な銘柄ばかりですので、「そんなん知ってるわ!」というツッコミが聞こえてきそう・・・。
※以降記載の株価等は、2018/6/30現在の情報となります。
最新の情報はここでご確認下さい。
生活必需品
銘柄 | ティッカー | 株価 | 配当利回り | PER |
コカ・コーラ | KO | 43.86 | 3.61% | 130.40 |
ペプシコ | PEP | 108.87 | 3.43% | 32.01 |
ウォルマート | WMT | 85.65 | 2.47% | 28.58 |
クラフトハインツ | KHC | 62.82 | 4.00% | 6.96 |
ユニリーバ | UL | 55.28 | 3.48% | 22.16 |
コカ・コーラ、ペプシコ
KOは米国株投資開始当初から、バフェット銘柄ということで、投資タイミングを伺ってました。
しかし、2017年からずっと割高感があり、投資できませんでした。
そこに現れたのがPEPです。
私は飲料商品としては、ペプシよりコーラ派なので、当初はPEPに興味はありませんでした。
しかし、米国株を始めてから、PEPはただの飲料メーカだけではなく、スナック菓子にも強みがあり、KOよりPEPの方が投資妙味があるんじゃないかと思い始めました。
どちらにも投資したいですが、飲料メーカへの投資先が2つになるのも良くないと思っているので、いずれかへの投資を検討中です。
ウォルマート、クラフトハインツ
KOもそうですが、WMT、KHCもバフェット銘柄ということもあり、当初から気になっていた存在です。
特にクラフトハインツは株価低下により、配当利回りが4.5%を超え、衝動買いしそうになりました。
しかし、ここ最近は株価が戻り、以前より配当利回りが低下したこともあって、保有見合わせしてます。
ユニリーバ
ADR(英国株)なので、外国源泉徴収課税の10%がかからないのが魅力的な銘柄。
しかし、PGと事業が重複する為、投資を見合わせしてます。
2017年から割安感がないので、バリエーションが良くなれば欲しい銘柄です。
ヘルスケア
銘柄 | ティッカー | 株価 | 配当利回り | PER |
ファイザー | PFE | 36.28 | 3.73% | 10.08 |
アッヴィ | ABBV | 92.65 | 4.11% | 23.30 |
メルク | MRK | 60.70 | 3.14% | 105.38 |
いずれも高配当の有名銘柄です。
以前ヘルスケアへの投資を検討した際、JNJとPFEで行く!と決めたものの、JNJの投資しかできていません。
というのも、PFEを選んだ理由は高配当ってだけだったので、ABBVの30%増配により、ABBVが4%越えの高配当銘柄になったからです。
また、ABBVはバイオ医薬品会社であり、既に保有しているJNJと事業が重複しない点も、長期投資を考えると魅力を感じます。
MRKは上記2つの銘柄と比較すると、特に注目する点はないですね・・・。
一般消費財
銘柄 | ティッカー | 株価 | 配当利回り | PER |
マクドナルド | MCD | 156.69 | 2.46% | 23.67 |
アマゾン | AMZN | 1,699.80 | – | 213.81 |
一般消費財についても、以前投資を検討し、MCDに決めました。
現在も、その思いは変わっていないのですが、割高感があって手を出せていないというのが本音。
長期保有銘柄と決めて、バリエーションを気にせずコツコツ投資すべきなのでしょうが、初回買付はどうしても気にしてしまいますね。
気になる銘柄に上げておいて何ですが、アマゾンは現時点では投資を考えていません。
私はアマゾンのヘビーユーザであり、今後の成長も確信してるのですが、現在の株価が妥当なのか全く分からないので、手を出さないようにしてます。
バリエーションが安定し、配当を出すフェーズに入れば、投資したい銘柄です。
金融
銘柄 | ティッカー | 株価 | 配当利回り | PER |
ウェルズファーゴ | WFC | 55.44 | 2.89% | 13.75 |
ウエストパック バンキング | WBK | 21.68 | 6.48% | 12.43 |
WFCも当初から注目していた、バフェットが生涯保有と宣言する超有名銘柄です。
なんだかんだで投資していない理由は、配当利回りが低いから。
せめて3%は欲しいところです。
WFCとは逆に、配当利回りがメチャ高いWBKは、既にNISA口座で30万程投資しています。
投資タイミングが悪く、現在-15%で含み損を抱えている状況。
しかも、WBKはADRでULと同様に外国源泉徴収課税がかからないのも魅力です。
その他(素材、公共事業、資本財セクター)
銘柄 | ティッカー | 株価 | 配当利回り | PER |
スリーエム | MMM | 196.72 | 2.77% | 29.14 |
サザン | SO | 46.31 | 5.21% | 55.13 |
ナショナル・グリッド | NGG | 55.85 | 5.53% | 8.26 |
スリーエム
MMMは化学製品を中核とした多種多様なビジネスを展開するコングロマリット。
セクターは資本財になります。
ポストイットとスポンジのイメージしかありませんでしたが、「インダストリアル、セーフティとグラフィック、ヘルスケア、エレクトロニクスとエネルギー 、コンシューマ」の5つの事業を展開してます。
なんといっても59年連続増配銘柄というのが魅力的。
2017年から株価がぐんぐん上がり、一時250ドルを超えました。
高嶺の花(というか高値の花って感じ)だったので、あまり意識していませんでしたが、2018年の調整以降株価が下がり続けていることに最近気づきました。
この為、PERも低下し、配当利回りも2.77%と3%に近づきつつあります。
とはいえ、まだまだ割安感がありませんので、今すぐ投資する銘柄ではないものの、気になるやつです。
サザン、ナショナル・グリッド
共に公共事業セクターの、高配当な電力会社です。
SOはアメリカ、NGGはイギリスです。
超ディフェンシブな公共事業セクターは、インカム狙いの私としてはポートフォリオに組み込みたい思いがありますが、キャピタルは期待できないのがネックです。
NGGはNISA口座で既に30万円分を投資してます。
こちらもUL、WBKと同じく外国源泉徴収課税がかかりません。
最後に
正直、気になる銘柄が複数ありすぎて、絞りこみが難しいです。
また、MCDのように投資対象と決めているのに、割安感がない為、投資に踏み切ることができない銘柄もあります。
なので、とりあえずは以下方針にしようと思います。
- 引き続き長期投資対象に相応しい銘柄を調査/分析し、投資対象を絞る
- 投資対象を決めたからといって、すぐに投資はしない
- 自分が納得いくバリエーションになってから新規買付する
要するに、新規買付については一旦、様子見。
市場に割安感が出てきたら、投資を開始するという非常に普通の内容になりました・・・。
但し、これまで他のブログを参考にして満足していた、銘柄分析にはチャレンジしていこうと思います。