2019/5/7にバンガード社から、経費率改定のお知らせがありました!
もちろん改定内容は悪い方ではなく、良い方です。
前回の改定は2019年2月でしたので、たった3カ月程度でまたしても経費率の引き下げ。
もちろん対象商品は前回と異なると思いますが、具体的に確認していきましょう。
対象はVOO、VTI等の人気商品を含む全9商品
出所:バンガード
今回の改定は全体的に元々経費率が低い商品が多い印象。
さすがに前回の改定と同じ商品はありませんでした。
2月の改定では、ほとんどの商品の経費率が0.1%以上だったので、経費率引き下げはあり得るかなぁっていう感覚がありましたが、今回は異なりますね。
まだ引き下げられるのかー!っていうのが正直なところです。
注目はVOO、VTI
なんといっても今回の経費率改正の一番の注目はVOO、VTIですね。
VOO、VTI共に0.04%→0.03%に低下となってます。
0.04%に対しての-0.01%低下となりますので、引下げ率としては-25%ってことになります。
本当に大丈夫なの?と不安になるレベル。
個人的にはBNDが嬉しい
最近買増しまくっているBND。
正直、VTIと比べ、(債券なのに)経費率が高いなぁっていう懸念がありましたが、今回0.05%→0.035%へ低下となりました。
保有数が多いこともあり、いっそのこと0.03%まで下がって欲しかったですが、やむなし。
もはやETFだけで十分?
今回の経費率低下で一番感じたのは、
このまま経費率が下がり続けるならETFだけで良くね?
ってことです。
私のポートフォリオは個別株、ETFのハイブリット構成にしています。
その理由の1つとして、ETFには個別株には存在しない、運用コスト(経費率)があるから。
しかし、ここまで経費率が下がってくると、個別株のリスクと天秤にかけたらETFの方が正しい選択なのでは?と思ってしまいますね。
とはいえ、それ以上に個別株には高配当という魅力があったりするので、すぐには止められませんが・・・。
最後に
バンガードが経費率を下げることができる理由としては、会社構造が相互所有形態になっているからです。
これはバンガードの投資家はファンドを通じて間接的にバンガードの株主になっているということを意味し、バンガードと投資家の間には利益の相反が無いということになります。
その為、運用規模が大きくなればなるほど経費率を下げることができるという好循環を生み出す構造になっているんですね。
ということは、これからもバンガードETFを買い、運用規模を大きくしていけば、もっともっと経費率を引き下げることが可能なのです。
やはりETF買うならバンガード一択ですね!
↓合わせて読んで頂きたい記事です。
過去にもバンガードは経費率引き下げを実施してます。
企業努力が凄いですね。
私がVTIを保有する理由について書いてます。
今回の引き下げで経費率を0.03%に修正しました。