つみたてNISAを始めた当初はSBI証券で楽天VTIを1年間だけ買ってました。
その後は楽天証券のクレカ払い+ポイントGetにつられてSBI証券から楽天証券に乗り換えたわけで。
その為、SBI証券のつみたてNISA枠は1年間だけ残っている状況なのですが、先日ふと電子書面を見ていたら「つみたてNISAの概算額のお知らせ」なるものを見つけました。
楽天VTIのコストは900円
以下は電子書面からの抜粋です。
信託報酬等の利率(実質コスト)は0.224999%です。
楽天VTIの信託報酬率は0.162%なので、0.62999%は隠れコストということ。
以前より楽天VTIの隠れコストが高いという話は聞いていましたが、当初に比べればかなり改善されてますね。
とはいえ、まだ隠れコストが多い印象。
私の積立額である約40万に対し、約900円のコストが発生したことになります。
(概算額なので「約」と書いてありますが、概ねニアリーな数字だと思います。)
思ったより取られたな・・・というのが正直な感想です。
本家VTIのコストは120円
現在の本家VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)のコストは0.03%です。
同じ40万だとすると、そのコストはわずか120円なんですね。
つみたてNISAで20年間ホールドしたとすると、楽天VTIでは18,000円、本家VTIでは2,400円ということになります。
とはいえ、本家VTIはつみたてNISAに対応していませんけどね・・・。
やっぱり本家VTIが好き
私は本家VTIが以下理由で優位だと思ってます。
- 実質コストが低い
- 買付手数料が実質無料
- トラッキングエラーが無い
以前は買付手数料において、楽天VTIはゼロで、本家VTIが買付額の0.45%という大きな差がありました。
しかし、現在SBI証券では本家VTIの買付手数料が実質ゼロ!
となると、もう本家VTIが劣るところはありません。
(為替リスクとか少額買付できないとかあるけど・・・)
最後に
楽天VTIの実質コストから、本家VTIへの熱い思いを書いてしまいましたが、楽天VTIがダメだと言っているわけではありません。
楽天VTIのコストは、他の投信に比べればコストは断然低いし、まだまだ改善余地もあるからです。
(簡単に調べたところ実質コストはeMAXIS Slimに引けを取らない低さになってますね。)
つみたてNISAで楽天VTIやeMAXIS Slimを積立することはベストだと思いますし、実行もしています。
しかし、それ以外の口座であれば米国株ETFを買った方が良いというのが私の考えということになります。
↓合わせて読んで頂きたい記事です。
現在、つみたてNISAで積立している商品はeMAXIS Slimの2商品です。
楽天VTIのコストが高いと言いつつ、実質コストは今の商品の方が高いかも・・・。
つみたてNISAの出口戦略について書いてます。
基本はホールドです!