一般NISA口座開設から3年(2017年~2020年)が経過し、4年目に入ってます。
2021年には5年経過となり終わりが見えてきた感じです。
2018年から「つみたてNISA」を選択したので、一般NISAは2017年開設分だけであり、今後ロールオーバすることもありません。
ということは、2021年にはNISA口座の銘柄は一旦精算されてしまうことになります。
私は5年経過後の精算を恐れています。
それは多くの含み損を抱えているから。
NISAは損益通算ができないので、損失がそのまま確定されることになるんですね。
その為、NISA口座では5年後に含み損が無い状態が望ましく、私も意識はしてましたが、結果的に運用銘柄の選択に失敗したな・・・というお話です。
NISA口座の運用状況(2020年3月末時点)
まず、現在のNISA口座運用状況を確認します。
2017年にNISA口座で投資した銘柄と現時点の損益率は以下の通り。
- インターナショナルビジネスマシーンズ(IBM) :-34%
- ナショナルグリッド(NGG): -6%
- ウエストパックバンキング(WBK): -63%
NGG以外のIBM、WBKのマイナスが酷いことが分かります。
IBMは初投資なので仕方なし
なぜIBMをNISA口座で買付けたと言えば、無知であったということ。
IBMはバフェットが見切りをつけたタイミングの暴落で拾ってしまった銘柄でした。
また、米国株初投資ということもあり、一度に50万円も投資してしまったんですね。
しかも何も考えずNISA口座を使用し、現在に至るわけです。
金融セクターはNISA口座に合わない
どちらかというと失敗したなぁと反省しているのはWBKです。
NGG、WBK共に高配当だし、且つADRなので税金無しの為、NISA口座との相性は良く、一見問題なさそうです。
実際に当時の私はそう判断したわけですし。
しかし、金融セクターってのが悪かった。
金融セクターは景気に敏感すぎるため、景気後退局面での下げがきつく、5年という短期、且つ期間限定には合わなかったと反省してます。
エネルギーセクターや資本財セクターも同様だと思います。
個人的にはディフェンシブ且つ、高配当銘柄がおすすめ
逆にコロナショックを受けてもNGGは-6%という運用実績であり、大健闘してます。
NGGは公共事業セクターであり、実際にS&P500と比較しても騰落率は良いことが分かります。
(まー、一時的な下げ方はS&P500よりも酷いですけど・・・。)
また、それ以外でもヘルスケアセクター、生活必需品セクター等のディフェンシブと言われているセクターもS&P500より成績が良いことが確認できました。
NISA口座は非課税の為、キャピタルを取りたいところですが、実際に運用してみて配当(インカム)が多く、且つ、リスクが小さい銘柄が最適だと感じました。
また、ADRなら無税となるので、具体的にはユニリーバ(UL)、グラクソ スミス クライン(GSK)辺りが良かったのかなぁ。
最後に
NISA口座で3年間運用した結果、現在運用中の銘柄は失敗したなと感じております。
しかし、それは結果論であることも事実。
成績が良ければ、きっと成功したと自慢したことでしょう。
とはいえ、NISA口座終了まであと2年程度ありますので、株価が戻ることを期待し、最後までホールドし続けます。
↓合わせて読んで頂きたい記事です。
一般NISA口座に最適な銘柄/商品は何か?検討した記事です。
米国株投資ブログなのでおすすめはしませんが、実はNISAに最適な商品はBNDではないか?と思ってたりします。