今週、ムニューシン米財務長官のドル安容認ともとれる発言の反応から、一時108円を割り込み円高ドル安となりました。
また、黒田総裁の出口戦略の否定とも取れる発言も後押ししたかもしれません。
現在の水準は2017年8~9月頃となりますので、半年ぶりの円高になります。
その為、米国株投資家の皆さんは今週はドル転に精を出しているのではないでしょうか?
そんな私も米国株投資家の端くれとして、ドル転を実施しました。
ドル転の結果と反省点
結果発表
2018年1月にドル転した結果です。
赤で囲った部分が、自分の判断でドル転した日になります。
ビビりなので1回でドンと買付せずに、4回に分けてドルを買付しました。
それ以外の買付は外貨積立によるものです。
私は毎週月曜日に3万円を買付する設定にしており、月に約12万円分のドルを取得し、それを米国株購入に充ててます。
上記を合計すると計52万円分を今月だけでドル転したことになります。
反省点
そもそも今月だけで50万円分もドル転するつもりは無かったです。
しかし、ドルを買付しては下がり(円高になり)、また買付すれば下がるという状況に完全にハマり、結果的に4回の買付をすることになってしまったのです。
長期的に見れば、円安ドル高になるだろうと考えているので、買付額(平均すると110.5円程度)についてはそれ程悲観していないのですが、今回の私の行動がちょっと良くなかったなと・・・。
完全に欲が出てしました。
以下の為替チャートを見て下さい。
出典:moneykit
現在、ドル/円が約109円程度ですが、この水準は2017年4月、2017年9月と同じです。
チャートを見ると約半年間隔で108円~114円のボックス相場になっていることが分かります。
このことから、今回の円高も恐らく緑線の抵抗線が意識され、また反発すると予想できます。
冷静に観察していれば、108円くらいの水準まで下がる可能性が高いと想定できたのではないかと思います。
やはりドル転は外貨積立が良いと思う
と、FX投機家のような分析をしてみましたが、こんな予想は当たるかどうか分かりません。
また、ゼロサムゲームである為替には興味がないというのが正直なところ。
ほぼほぼ運だと思いますしね。
しかし、今回のことで私の欲深さと、相変わらずなタイミングの悪さを再認識することができました。
欲深さとタイミングの悪さを解決できるもの、それは
決められた額を決められたタイミングで自動で行うこと
です。
これができるのがSBI証券(住信SBIネット銀行)の外貨積立なんですね。
詳しくは↓の記事に書いてます。
最後に
私はドル転を基本的には外貨積立で行ってます。
しかし、現金比率が高いこともあり、現在は毎月約12~15万を追加投資してます。
その現金のドル転は外貨積立ではなく、自分の判断で行っている状況であり、今回反省するきっかけとなりました。
その為、今後はこのドル転も外貨積立にしていこうかなと思いはじめてます。
具体的には、
「毎週月曜日に3万円を外貨積立」から「毎週月、水に3万円を外貨積立」に変更するなどです。
とはいえ、全部自動化してしまうと面白さはなくなるんですよね・・。
↓関連記事になります。よろしければご覧下さい。
ドル転の基本方針について書いてます。