※2018年10月13日更新
※SBI証券では、2005年から提供している現行のプランを「オリジナルプラン」、2018年11月に新たに設定するプランを「セレクトプラン」とし、2つのプランからの選択式となります。本記事は「オリジナルプラン」について書いたものです。詳しくはこちら
以前idecoを始めたい方に、以下おすすめ証券会社を紹介させて頂きました。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
私はideco口座はSBI証券を利用してますが、その他金融機関の商品はほとんど知らなかったこともあり、他も調査したところ意外と証券会社の色が出てることに気づきました。
今回はその中でもSBI証券(オリジナルプラン)の商品について紹介致します。
SBI証券(オリジナルプラン)の特徴は?
以前までのSBI証券の特徴は、ズバリ!商品数が多いことでした。
投資信託(元本変動型)は63本、元本確保型が4本の計67本の商品を扱ってるからです。
しかし、2018年5月制定の「確定拠出年金制度等の一部を改正する法律」の施行により、商品数が5年間(2023年)までに35以下になります。
詳しくは以下記事を参照下さい。
これにより商品数の多さはSBI証券のメリットでは無くなりましたが、より優良な商品に絞り込まれることになりました。
でも、商品ラインナップ的には目立った商品は無く、面白味に欠けるというのが正直なところです。
購入金額ランキング上位3位は?
SBI証券サイトより、購入金額ランキング上位3つの商品を抜粋しました。
購入金額ランキング=人気商品ランキングと言えると思います。
ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス
信託報酬 :0.20412%
総資産 :16,756百万円
ベンチマーク:ダウ・ジョーンズ工業株価平均
信託報酬 :0.243%
総資産 :8,205百万円
ベンチマーク:合成指数
信託報酬 :0.2376%
総資産 :9,726百万円
以前本記事を書いた、2018年2月15日時点では 上位3つの内、以下2つは日本株中心としたアクティブファンドでした。
- レオス-ひふみ年金
- SBI-SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ
しかし、2018年10月時点では上位3つが全てインデックスファンドになってますね。
しかも、上位2つは外国株と米国株インデックスで、信託報酬も低いものになってます。
外国株インデックスの人気が上がってきたということなんでしょうかね?
弱小米国株ブロガーとしても嬉しい限りです。
ちなみに、以前人気のあった「日本株+アクティブファンド」は、個人的には以下の理由ではおすすめしておりません。
- 信託報酬が高い為、高リターンが望めない
- 日本株中心なので分散が効かない
- 日本株は右肩上がりの成長が望めない
アクティブファンドだからと言って、インデックスファンドより必ずパフォーマンスが高い訳ではございません。
むしろ一般的にはほとんどのアクティブファンドはインデックスファンドに勝てないと言われてます。
例えアクティブファンドの方がパフォーマンスが良かったとしても、信託報酬が高いことが影響して、差し引いたら結局インデックスファンドのリターンの方が良かったということも挙げられます。
また、そもそも日本株市場は人口減や国際競争の影響で右肩上がりの成長は期待できない為、日本株だけでファンドを形成している点も微妙だからですね。
SBI証券のおすすめ商品ベスト3
私のおすすめ商品ベスト3を発表します。
人気ランキングが様変わりしたこともあり、それほど違いはありませんね。
第3位
ベンチマーク:FTSE世界国債インデックス
信託報酬 :0.2268%
総資産 :30,678百万円
外国債券のインデックスファンド(日本を除く)です。
低い信託報酬、総資産の多さ、2002年設定以来の基準価額上昇実績の3つがおすすめの理由です。
ボラティリティも低いので、株式と合わせて積立することによるリスクヘッジに良い商品だと思います。
ちなみに以前は「三井住友-三井住友・DC外国債券インデックスファンド」を3位としてましたが、運用商品除外対象になってしまったので入れ替わりとなります。
第2位
ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス
信託報酬 :0.20412%
総資産 :16,756百万円
MSCIコクサイ・インデックスに連動したインデックスファンドです。
人気ランキングでは1位の商品ですね。
こちらも低い信託報酬はもちろんのこと、右肩上がりのMSCIコクサイ・インデックス連動商品ということがおすすめ理由になります。
本商品だけでも資産形成は可能だと思います。
しかし、設定日が2015年3月31日と日が浅いため、トラッキングエラーが無いか等を見極める必要があります。
第1位
ベンチマーク:ダウ・ジョーンズ工業株価平均
信託報酬 :0.243%
総資産 :8,205百万円
弊ブログは、米国株を推奨しているということもあり、ダウ平均に連動したインデックスファンドを1位とさせて頂きました。
こちらも低い信託報酬と右肩上がりのNYダウ 工業株30種連動のファンドということがおすすめの理由。
MSCIコクサイ・インデックスも右肩上がりですが、米国株はより高パフォーマンスの実績があります。
但し、この商品も設定日が2016年9月8日と浅いのでトラッキングエラーと総資産の少なさが懸念されます。
なので、期待を込めての1位ということになります。
まとめ
SBI証券(オリジナルプラン)は2018年5月制定の法律により、商品数が35以下に絞られ、優良な商品だけ残ることになりました。
しかし、他のネット証券の方が魅力的な商品も扱ってきていることもあり、SBI証券の優位点があまり無くなってきていたのも事実。
そんな中、2018年11月に新たに設定する「セレクトプラン」が発表され、非常に魅力的な商品ラインナップになってます。
その為、これからSBI証券のidecoに加入される方は、セレクトプラン一択で良いのではないでしょうか。
私を含め、既にオリジナルプランに加入されている方は、状況により判断は異なると思います。
でも、私はセレクトプランへ乗り換えようと思ってます。
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