前回の記事では、FXシステムトレードの説明と、私がシステムトレードをやってみようとした理由を書かせて頂きました。
今回は、設定内容と1か月間の運用結果について、ご報告致します。
設定内容
予算
投資する為の予算ですが、とりあえず700,000円用意しました。
理由は、前回の記事でご説明した通り、700,000円あれば通貨ペアUSD/JPYに対し、30円の為替変動に対応できるからです。
設定内容
私がループイフダンで設定した内容は以下2つです。
- B100(USD/JPY)
- B80(AUD/JPY)
B100(USD/JPY)は、米ドル/円を100銭単位で売買を繰り返し、利益確定を狙う設定です。
損切設定は「なし」
取引数量は「1」
B80(AUD/JPY)は、豪ドル/円を80銭単位で売買を繰り返し、利益確定を狙う設定です。
損切設定は「なし」
取引数量は「1」
共に「B」なので、「買い注文」タイプとなります。
また、取引数量(ポジション辺りの数量)の「1」は1000通貨を意味してます。
今回のUSD/JPYを例にすると、1ポジション辺り、1000ドル買付していきますので、為替が1円動く度に、約109,000円(1ドル=109円)買付することになります。
設定理由
通貨ペアについて
既に矛盾にお気づきですよね?
私は通貨ペアUSD/JPYに対し、70万用意して30円の為替変動に対応できるように予算を決めたのですが、ちょっと欲がでました・・・。
そんなにすぐ30円も下落すること無いでしょうって理由で、通貨ペアAUD/JPYも追加しちゃったのです。
とはいえ、リターンを大きくするためには、ポジション辺りの数量を増やすなり、通貨ペアを増やすなりする必要があります。
ということで、USD/JPY、AUD/JPYの2つの通貨ペアを選択しました。
ループイフダンが公開している目安資金表を確認すると、20円までの為替変動に耐えらえる為の資金額はUSD/JPYは「323,400円」、AUD/JPYは「369,200円」なので、計「69,2600円」となります。
その為、すぐにロスカットするようなことは無いという公算です。
ちなみに、AUD/JPYを選んだ理由は、スワップポイントが高いことと、為替変動が安定していることです。
リーマンショック時の下落を考慮しても、約100円~60円のレンジで動いてます。
現在82円なので、20円の為替変動でもギリギリ耐えられそうです。
損切について
ループイフダン公式では、「損切あり」と推奨しています。
しかし、私はUSD/JPY、AUD/JPYのように安定している通貨ペアはレンジ内で動くと考えてます。
いちいち損切されると、損失を確定しまうことになりますので、損切貧乏になりかねません。
その為、損切せずに含み損として保有し、いずれ円安になった時に売却すれば負けることは無いと考えてます。
運用結果
と、設定内容について語ってきましたが、実際の運用結果はどうなのよ?って声が聞こえてきそうなので、ご報告です。
上記は、3/28~5/1までの約1か月間の実績です。
結論としては、3,427円のプラスとなりました。
見方としては、「口座資産」が705,372円なので、実際に利益確定した額が「5,372円」です。
しかし、評価損益(含み損)が-1,945円となりますので、現時点の成績としては「5,372円-1,945円=3,427円」となります。
これを強引に年間利回りにすると、「(3,427円×12)÷ 700,000 =約0.0587」となるので、約5.9%になりますね。
まずまずの成績ですが、期待していた以上ではなかったというのが本音。
であれば、やはり高配当の米国株に投資した方が良い気がするなぁ。
最後に
FXシステムトレード(ループイフダン)を1か月間試した感想です。
- プラスになったが、思った以上の成果はではなかった
- 100銭(1円)、80銭(0.8円)単位だと、あまり動きが無く、機会損失してそう
- 検証期間は急激に円安に動いたので、レンジ相場期間ではもっと成績が良くないかも・・
- やはり米国株投資の方が安定したリターンを期待できるのかなぁ
とはいえ、1か月程度の検証では不十分なので、引き続き検証していこうと思います。
今回の検証から、現在の設定だとレンジ相場では動きがほとんど無く、機会損失してそうなので、設定値幅を50銭くらいにして、再検証したいと思いました。
しかし、4月の為替は円安方向への動きが活発だったこともあり、レンジ相場でのリターンも確認したく、とりあえず4月~6月の四半期は現在の設定で稼働させてみます。
5月の結果については、また記事にさせて頂きます。
↓関連記事です。
FXシステムトレードの説明と、私がトレードを始めた理由について書いてます。
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